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7月発表予定のアウディの旗艦A8は複合素材のハイテクボディで登場する

アルミやカーボンを使うボディはリサイクルが難点では?

新しいNSXが進化してスチールとアルミとカーボンの複合ボディになったのに対して、アウディも次期A8にインテリジェント複合素材を採用する。高まる衝突安全性能などの要件もあって、アルミとスチールとマグネシウムとカーボンを適材適所に、そして適量が振り分けられた複合素材のホワイト・ボディは、現行A8の231kgに対して282kg(共にLWBではなくてSWBのスタンダード・ボディ)と50kgほど重い。「蜂の巣などの自然から学んだ!」と語るのはDr.ベルント・メルクーシュ(ALZ : Audi Lightweight Design Center 所長)で、「新しい工法で誕生したボディ構造は現行ボディに対して捻れ剛性が24%向上しており、これは精緻なハンドリングやノイズ遮断等の快適性の面でもユーザーの利益となっています」と加えた。

しかし私の「リサイクルは難しくなるのではありませんか?」という問いに「A8のようなラグジュアリー・プレミアム・リムジンは使い捨てにはされません。何世代にも渡って乗り続けられ、更には国を越えて何十年も使われるので、大きな問題ではありません」と驚くような答えが返ってきた。これは果たして自信なのだろうか? あるいは責任転嫁なのだろうか?

ひょっとすると初対面のアジア系の変なジャーナリストに対していい加減な返事をしたのかも知れないが、いずれにせよ、離島などでは廃車が大きな問題になっている現在、やや不用意な発言だと思う。この点ではBMWのエンジニアは同じようにアルミやカーボンを使っている7シリーズの発表会で正直に「今のところは高温処理して、カーボンは燃やすしか無い」と語っていた。