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新型RVRは三菱復活の鍵? 3月マーケット概況

ココも気になる!その1

RVRの投入で、三菱復活の第一歩となるか?

 リコール隠しなど不祥事が相次ぎ、経営危機に見舞われた三菱。05年にはダイムラークライスラー(当時)との資本関係を解消し、三菱グループの全面支援により、経営再建を目指していた。しかし3/5ナンバー乗用車(登録車)市場では2年連続で前年割れ。軽自動車部門も3年連続で前年を下回る苦戦が続いていた。ただ08年度から取り組んでいる中期経営計画「ステップアップ2010」により、販売会社の統廃合を含む経営効率化や徹底した経費低減策を実施。これが成果を上げ始め、昨年の10~12月期に5四半期ぶりに黒字転換し、今年3月期の国内営業利益が2000年以来の黒字となる見通しだ。

 そんなトンネルを抜け出しつつある三菱の次の一手が、1年2カ月ぶりのニューモデルとなったジャストサイズSUV、「RVR」だ。発売が2月17日だったため、2月の販売台数は914台と月間販売目標1500台には届かなかったが、事前受注は3000台超と好調。今年1月末からの先行予約キャンペーンで、アルミホイールなどのメーカーオプションやディーラー利用券5万円分サービスなどの特典が功を奏した形だ。

 RVRは4WD車でも200万円を切るリーズナブルな価格設定や全車エコカー減税対象車としたことなど、ハードウェア以外でも特徴をアピール。さらに5月のヨーロッパを皮切りに、秋までには中国、北米などの主要海外市場にも投入し、三菱の新しい世界戦略車として、年間8万~10万台の販売台数を狙っている。

 また昨年、初の電気自動車(EV)として注目を集めた「i-MiEV(アイ・ミーブ)」も年間生産台数を9000台に引き上げることを発表。フランスのPSAプジョー・シトロエンとのEV供給もまとまり、今年末にはヨーロッパ市場に投入される予定。名門ブランド、三菱の復活となるか、今後の動向に要注目だ。

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