今買いたいロードスターはコレ! NBはライトウェイトスポーツの完成形だ
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
ちなみにマツダはこのNBから、一度は廃盤にした1.6リッター(125ps)を復活させている。しかしこれも、時すでに遅しだったとボクは思う。人間というのは1.8リッターと1.6リッターの両方を見せられたら、そりゃあいい方が欲しくなるものだ。そして一度失った信頼というか勢いを取り戻すのは、とても大変なことなのである。またこの頃から日本の経済は下り坂になって、こうしたスポーツカー論争さえも、もはや消費者が熱くなれなくなっていた気さえする。だから世界的にこのNBは“最も売れたロードスター”となったはずだが、日本にいるボクにとっては、いまいちピンとこないモデルだった。
だが、そのNBに今乗ると、どうだ。……とってもいいじゃないか! それはまるで250ccくらいの、ネイキッドバイクに乗ったみたいな清々しさなのである。軽い車体をそこそこトルキーなエンジンで走らせると、アクセル開度が全開になっていなくても加減速がしやすくて、オープンカーのキャラクターにはとっても合っている。そしてこの気持ちよさに乗せられて、思わず床までアクセルを踏み込んでみると、トップエンドの7500rpmまできっちりエンジンが回りきってくれる。うほほほほ~ッ! と青空に向かって吠えてしまうのである。
小排気量ターボが全盛となったいま、日常性のドライバビリティをしっかり保ちながらも、ここまで気持ち良く回ってくれるエンジンは本当に少なくなってしまった。その加速に過激さはまったくないけれど、車速は確実に高まって、何よりアクセル追従性が素直なことが、乗り手との一体感を高めてくれる。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う