新型SL 開発期間11年が生み出した劇的進化
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
サイズ的に若干ノソッと走りそうなイメージがあるかもしれないが、その乗り味は軽快そのものだ。コンパクトカーとまでは行かないが、そう表現したいほど軽快かつ俊敏に走るのが印象的。
ルーフフレームにマグネシウムを使い重心を下げたことで、クローズ時でも、カーブでの切り返しを含めた動きは俊敏。+10kgのマジックスカイルーフを装着したモデルでも軽快感がある。アルミボディの効果は低重心の他にボディ剛性としても感じられる。メルセデスには失礼な言い方だが、このアルミボディであれば今までのSLのように5万、10万kmを走っても各部からギシギシ音は出なさそうだ。
と言いつつも、やはり走りに軽快感や俊敏性を求めるならオープンが最適。エンジン音が耳に直接届き、風を感じられるだけで気持ちが高揚する。そこに重量のあるルーフがトランクに収まることで、重心が下がり前後重量配分も良くなり、クローズ時以上に気持ちよく俊敏にクルマが動くようになる。
さらにSL550に標準装備されているアクティブ・ボディ・コントロール(ABC)が付くと格別。ABCはダンパーの減衰力調整に加えて、油圧システムを使って車高を調整(底上げ調整)してクルマの姿勢を自由自在にコントロールする。絶えず4つのタイヤに狙った荷重を与えて、安定したグリップを確保するので、一般道では使いこなせないほどの限界域の高さを生みだし、走りの楽しさ気持ち良さと安全を高めてくれる。しかもスプリングダンパーを固めていないので、乗り心地など快適性が犠牲になっていないのが魅力だ。
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