MINIペースマン試乗 熟成進む乗り味走り味
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸
しかし、何より気になるのは室内…果たして2ドアになってどうか?
実際に座ってみると前席は全くクロスオーバーと変わらない快適空間が得られていることが分かる。一方リアシートは…
…こちらも相当にゆとりのあるサイズが確保されている。それもそのはずペースマンの場合、後席は2座仕様のみの設定で、たっぷりとしたサイズのシートが与えられるのだ。大きなドアとリアシートへのアクセスに多少の難はあるが、意外と普段は1人で乗ることが多いはず。いざという時にこれだけのサイズが確保されていれば文句はないだろう。
こうして見てくると、敢えて3ドアという引き算があってこそのスタイリッシュさという、他にはない存在感が生まれている。また、モデルとしての熟成がクロスオーバーよりもさらに進んだことで、乗り味・走り味にも完成度の高さを感じる。
僕は家族持ちだから、買うならばクロスオーバーを選ぶことは間違いない。けれど、心のどこかに、こんなクルマでシングルライフをガンガンと楽しめたら…という羨ましさがあるのも実際だ。なんだかこれに乗っているだけでオシャレなライフスタイルになりそうな感じがある。
そんな予感を漂わせてしまうのもペースマンの魅力。ハッピーライフを送れる最高の相棒になるんじゃないだろうか?
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