新型カローラ登場がセダンとワゴン市場に影響。軽は上位モデルに動きなし【ボディタイプ別売れ筋・9月】

SUV／クロスオーバー：ヴェゼルがC-HRを抜き、2位に浮上

SUV部門は計5万4826台を登録し、前月比52％増と伸びが大きく、需要拡大の波に乗った印象。登録車全体に占めるシェアは20.8％で前月から0.8ポイント上昇した。冒頭で述べたように、全体的に台数を伸ばしており、SUV／クロスオーバーへの関心の高まりがうかがえる。

首位は6601台を登録した「トヨタ RAV4」。対前月の伸びは5％と少なかったものの、5ヶ月連続で首位を守っており、人気の衰えを感じさせない。続いて2位「ホンダ ヴェゼル」は、前月比67％増と大きく伸び、ライバルの「トヨタ C-HR」を抜くことに成功した。C-HRは4425台で、3位につけた。

4位は「トヨタ ハリアー」。ほぼ同サイズのRAV4登場後も人気は衰えておらず、前月比27％増の3890台を登録。5位「スバル フォレスター」は3770台を登録し、ハリアーに120台差まで迫った。フォレスターはスバルのなかでインプレッサに次ぎ2番目に登録台数が多く、稼ぎ頭となっている。

このほかの動きとしては、9月20日に受注が開始されたマツダの新型クロスオーバー「CX-30」が今回からエントリー。当月は627台が登録されており、今後さらに台数を伸ばしてくる可能性もありそうだ。

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