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新型N-BOXプロトタイプに試乗。ホンダセンシング標準化などで連続ヒットの予感

新型N-BOXプロトタイプに試乗。ホンダセンシング標準化などで連続ヒットの予感

N-BOX カスタム G・L ホンダセンシング

寸法以上に室内が広く感じるマジックとは?

発売前にティザーキャンペーンを行い、事前予約を取ることは今や当たり前のこと。新型もデザインや内装、機能(特にホンダセンシング)なども小出しではあるが露出をしていた。この時、フロントからの写真を見た筆者は「え、キープコンセプトなの?」と少しガッカリしたのを覚えている。しかし実車を前にして、それは大きな勘違いであることを反省した。

寸法制限のある軽自動車には、効率よくパッケージを組み上げ、使い勝手や燃費など時代のニーズに合わせたクルマ作りが求められる。新型の開発責任者である白土清成氏によれば「エクステリアデザインはN-BOXらしさを変えずに洗練や上質という部分にリソースを振り分けた」という。もちろん「それ以外は全部変えました」とのこと。

前振りが長くなったが、クローズドコースに用意されたのは4台のN-BOX。ラインナップは初代同様、N-BOXとN-BOXカスタムの2種類。パワートレーンはNA(自然吸気)とターボ、これにCVTが組み合わされる。また駆動方式にFFと4WDが設定される点も初代と同じ構成となる。

試乗はカスタムのNAモデル(FF)→N-BOXのターボモデル(FF)の順となったが、両車ともクルマに乗り込んだ瞬間思わず「広い!」と素直に言葉を発してしまった。正確に言えば目に飛び込んでくる視界の広さに驚いたのである。もともと視認性の高いN-BOXではあるが、新型は前端部のピラーが極めて細い。ホンダによれば初代より約27mmも細くしたとのこと。「この細さで大丈夫なのか」と思ったが、1180Mpa級の超高張力鋼板を採用することで衝突安全にもしっかり対応しているとのことだ。

室内が広いと感じた理由はもうひとつある。それはインストルメントパネルの造型の巧みさだ。やや難しい話になるが、これは運転席と助手席それぞれの方向からパネルを異なる層として配置することで視覚的に広さを感じさせる工夫が施されている。実際、パネルの色の組み合わせも利いているのだろう。スッと手を伸ばせばエアコンやナビの操作パネルはそこにあるのに、確かに奥行き感が感じ取れるのはちょっとした視覚的なマジックのようにも感じた。

各種スイッチ類の節度感などパーツ類の品質は高い。登録車と同等と言っても差し支えないだろう。またメーター類は外の視界を妨げない一方でインパネの一番高い位置に配置されているので、視線移動は極めて少ない。メーターの一番左側には4.2インチのMID(マルチインフォメーションディスプレイ)が標準装備されているが、軽自動車としてはかなり高価な部類の装備になるだろう。後述するホンダセンシングをはじめ、時計表示やステアリングの舵角位置表示、さらに純正ナビと連携ができる点も大きくレベルアップした部分と言えるだろう。

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