スバル レヴォーグ ハズれのグレードはないが約40万円高のアイサイトXは絶対に付けたほうがいい
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 252
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 252
グレードは大きく分けると「GT」と「GT-H」「STISport」の3種類で、前述のアイサイトXを搭載したものは「GT EX」「GT-H EX」「STI Sport EX」という車名になります。
それぞれの特徴を(あくまでざっくりと)述べるなら、おおむね以下のとおりです。
・GT…310万2000円
ホイール径が17インチとなるベーシックグレード。より上級なグレードと比べればさすがに装備レベルは劣るが、それでも十分以上の快適装備が標準で装着されている。
・GT EX…348万7000円
上記にアイサイトXが搭載されたグレード。
・GT-H…332万2000円
ホイール径が18インチになり、「リバース連動ドアミラー」や「ハンズフリーオープンリヤゲート」などの豪華装備が標準装着されるグレード。
・GT-H EX…370万7000円
上記にアイサイトXが搭載されたグレード。
・STI Sport…370万7000円
専用18インチホイールや各種のスポーティな意匠、本革シートなどのほか、ザックス製電子制御サスペンションが標準装備される最上級グレード
・STI Sport EX…409万2000円上記にアイサイトXが搭載されたグレード。
この中で「おすすめグレード」を考えたいわけですが、その前に「新機能であるアイサイトXは付けたほうがいいのか?」という問題について考えたいと思います。
上の価格を見ておわかりのとおり、アイサイトXの値段は「38万5000円」です。こちらはアイサイトXとセットで標準装着される「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム」込みのプライスですが、それとアイサイトXに38万5000円の価値はあるのでしょうか?
「高速道路はあまり走らない」という人であれば、アイサイトXは明らかに不要です。なぜならば、アイサイトXの機能は高速道路上でしか発動されないからです。
しかし、現行型のレヴォーグを買っておきながら「高速道路はほとんど走らない」という人はほぼいないはず。ということは、アイサイトXは「絶対に付けたほうがいい」というのが筆者の率直な意見です。高速道路をひんぱんに利用するのであれば、アイサイトXには38万5000円分の価値はあると考えられます。
そのうえで「GT EX」と「GT-H EX」「STI Sport EX」の中でどれがベストかと考えるなら、やはり「STI Sport EX」がベストでしょう。
サスペンションの硬さやステアリングの重さ、エンジンの活発さ等々を「高級車のようにまろやかな感じ」から「スポーツカーのようにタイトなニュアンス」まで瞬時に切り替えることができ、なおかつ「インディビデュアル」という自分好みのカスタム設定もできる機能は、一度味わうともう二度と後戻りできないほど便利かつ快適、そして快感です。そのため、できることならSTI Sport EXを選んでいただきたいと思います。
しかしながら、電子制御サスペンションではない標準サスペンションの「GT EX」および「GT-H」であっても、レヴォーグという車は十分以上に快適かつ高性能です。そして最廉価グレードである「GT(およびGT EX)」も、レヴォーグの中では確かに最廉価ですが、その装備内容は普通にかなり充実しています。
そう考えると、「いちばん安いやつか中間グレードにアイサイトXを付けて、電子制御に頼らない、この車の素性の良さそのものを味わう」という選び方だって大正解でしょう。
それゆえ、筆者の個人的なおすすめはSTI Sport EXなのですが、客観的な結論は「どれを選んでもOK!」ということになるのです。
次のページ>>スペック例
このページの写真:STI Sport EX
【 スバル レヴォーグのその他の情報 】
スバル レヴォーグの買取相場
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
50号車フェラーリが最速も最低重量違反で予選失格。5号車ポルシェが繰り上がりポール獲得|WEC第3戦スパ6時間
日産「新型コンパクトSUV」まもなく登場!? トヨタ「ヤリスクロス」サイズの「斬新モデル」! 「新ジューク」日本再上陸の可能性とは
ボルボ、人気モデル『XC40』を仕様変更。特別限定車“プラスB3セレクション”も同時設定
FIA、雨対策用F1ホイールカバーの改良版をテスト。フェラーリがフィオラノで走行
ディフェンダー に2025年型、マイルドハイブリッドディーゼルを350馬力に強化
【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ
【MotoGP】マルケス、フランスGP初日はドゥカティ陣営で今季最も苦戦した1日に「リヤの改善が必要」
全国各地で減便&廃業! もはや「路線バス」という発想自体が古いのだろうか
元F2ドライバーのビスカール、ポルシェ963でIMSAデビューへ。プロトンからラグナ・セカ戦に参戦
高級車ディーラーを訪ねる際の“ドレスコード”、どんな服装までOKなのか?!
なんでバッテリーは「上がる」のか? もしかすると「暗電流」が原因かも!?
大型トラックの「タイヤ」が浮いてる!? 故障なの? 奇妙すぎる「浮くタイヤ」には切実な理由があった!
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由