スバル レヴォーグ ハズれのグレードはないが約40万円高のアイサイトXは絶対に付けたほうがいい
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 252
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 252
スバル レヴォーグは、その初代は2014年6月に発売されたミドルサイズのステーションワゴン。当時、スバルのステーションワゴンといえば「レガシィツーリングワゴン」がおなじみでした。しかしレガシィは世界戦略車として代を追うごとに大型化されていったため、サイズ的にレガシィとインプレッサの中間に位置するレヴォーグが、「国内専用車」として投入されたのです。
現在販売されているレヴォーグは、2020年10月に販売開始となった2代目。初代と同じく「日本国内での使い勝手を意識した」というボディサイズは全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm。確かに全幅は日本の道で比較的扱いやすい1800mm以下に抑えられましたが、先代と比べて全長は65mm長く、全幅も15mm広くなっています。
基本骨格は、現行型インプレッサから採用開始となったスバルグローバルプラットフォームをさらに進化させた「フルインナーフレーム構造のスバルグローバルプラットフォーム」というもの。
そこに載せられるエンジンは、新開発の1.8L水平対向4気筒ターボエンジン。これは最高出力177ps/最大トルク300Nmというスペックですので、先代レヴォーグに搭載された2Lターボエンジンのような「超強力」といった類のものではありません。
しかし普通に公道を走る際に主として使う「常用回転域」においては、先代の2Lターボに勝るとも劣らぬ力強さを発揮します。トランスミッションは全車CVT(リニアトロニック)ですが、こちらも大幅な改良を受け、一般的なステップATとそう大きくは変わらないフィーリングを得るに至っています。駆動方式は全車AWD(4WD)です。
先進安全装備のアイサイトは、最新世代の「アイサイト ツーリングアシスト」というタイプが全車に標準装備されるほか、大注目の新機能「アイサイトX」も全車にオプションとして設定。
アイサイトXは、準天頂衛星「みちびき」やGPSから得られる情報と3D高精度地図データ、そしてドライバーの状態をモニタリングするシステムやステアリングホイールのタッチセンサーを併用することで、渋滞時のハンズオフアシストと発進アシスト、さらには高速道路上のキツめのカーブや料金所付近で車速を自動的に制御してくれるという便利な、そしてかなり先進的な機能です。
これらの基本骨格や新エンジン、先進安全システムなどが総合された結果としての現行型スバル レヴォーグの走りは「お見事」のひと言。類似するクラスの欧州製ステーションワゴンにもほとんど引けを取りません。
またインテリアのデザインや質感もおおむね上々で、アイサイトX装着車に標準装備される11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイの使い勝手も良好。さらにステーションワゴンとしての使い勝手も良好で、邪魔な段差や敷居がなく、なおかつ広いテールゲート開口部は、荷物の出し入れにおいてかなり重宝します。
次のページ>>アイサイトXは絶対に付けたほうがいい
このページの写真:STI Sport EX
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!