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DBシリーズ史上最強、アストンマーティンDB11にサーキット試乗

職人芸とデジタル化の融合

試乗の舞台は袖ケ浦フォレストレースウェイだったが、そのピットロードでレザーに覆われたコクピットに収まると、依然として着座位置の低いスポーツカーらしいドライビングポジションに決まる。

とはいえそこはDB9とは若干雰囲気の異なる空間で、シート周辺がDB9やヴァンキッシュより広くなっているのを感じるし、リアシートのレッグルームも広くなっているという。

DB9までのスロットにキーを差し込む方式と違って、コンソール中央のボタンをプッシュする一般的な方法でエンジンを目覚めさせると、メーターパネル内にタコメーターを中心とするディスプレイが出現した。ついにアストンもリアルなメーターを止めて、バーチャルなディスプレイを採用したのだ。

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