【販売実績で考える】「ノア/ヴォクシー」の同門対決は大接戦! ミニバン市場を制する兄弟の“個性”を比較してみた
掲載 carview! 文:koensha 21
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ミニバン市場において、トヨタのノア/ヴォクシーの強力なライバルとして挙げられるのが、セレナとステップワゴンだ。
2024年度のランキングを見ると、セレナは8万1765台で8位に、ステップワゴンは5万1737台で20位にランクイン。セレナはノア、ヴォクシーの販売台数を上回っている。
しかし、これはノアとヴォクシーを別のクルマとしてカウントしたものである。実際には兄弟車なので、両車の数字を合算してみると14万6491台になり、まさにブッチギリ状態になる。この数字は、「ヤリス」シリーズの17万1919台、「カローラ」シリーズの16万5448台に続く3位に入るものである。
セレナは、「e-POWER」による独自のハイブリッドシステムが大きな特徴だ。モーター駆動ならではのスムーズな加速と静粛性は、一度体験するととりこになる。また、「プロパイロット2.0」に代表される先進運転支援システムも充実しており(※プロパイロット2.0は最上位グレードのルキシオンに装備)、、長距離移動の際のドライバーの負担を軽減する。広々とした室内空間や、使い勝手の良いシートアレンジもセレナの強みといえる。
ステップワゴンは、先代モデルで人気だった「わくわくゲート」は廃止されたものの、広々とした室内空間と、シンプルな中にも上質さを感じるデザインが魅力だ。とくに3列目シートの格納方法など、使いやすさを追求した設計は、ファミリー層から高い評価を得ている。ホンダ独自の低床設計により、乗り降りが容易な点も好評だ。
このように、ノアとヴォクシーはデザインの方向性で個性を打ち出しつつ、ミニバン市場を牽引している。そして、セレナは先進技術と独自のハイブリッドシステムで、ステップワゴンは広い空間と使い勝手で、それぞれ独自の魅力を打ち出し、競争の激しいミニバン市場で存在感を示しているのだ。
どのミニバンを選ぶかは、デザインの好み、走行性能や燃費へのこだわり、先進技術の必要性など、ユーザーの価値観によって大きく異なるだろう。
(終わり)
(写真:トヨタ、日産、ホンダ)
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