812スーパーファストは、最新技術の粋を集めた極上のサラブレッドだった
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フェラーリ・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フェラーリ・ジャパン
全体にギア比がショート化された7速F1-DCTの右側パドルを引いてギアを1速に入れたら、いよいよスタートする。吹け上がりの滑らかさは期待通りだが、それ以上に唸らされたのは実用域のトルクの分厚さだ。改めてスペックを確認すると、最大トルクの80%を、すでに3500rpmから発生している。超高回転型エンジンとしては、驚異的なフレキシビリティと言えるだろう。
それも単に粘るだけでなく、どこから踏んでも粒の揃った心地よいサウンドを奏で、しかもそれが回転上昇に応じて断続的に音色を変化させていくのだから堪らない。思わず右足に力を込めると、このV型12気筒エンジンは加速度的に勢いを増しながら回転を高めていき、最後はまさに一気にトップエンドまで駆け上がる。甲高いというよりは、ややミドルレンジが強調されたサウンドが凄まじい音圧で炸裂する様には、陶酔させられるばかり。自然吸気のV型12気筒エンジン、控えめに言ってもサイコーだ。
F1-DCTのマナーは完璧で、しかもアップシフトの所要時間はマイナス30%を実現。AUTOモードもあるが、このエンジンを前にしたら変速をクルマ任せになんてしてはいられない。一定の回転数を下回れば自動でシフトダウンされるから、街中でもMANUALモードでエンジンを思い切り楽しむのが、このクルマの正しい乗り方である。
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