“一点突破”か“バリエーション”か。新型「エルグランド」は「アルファード」と何が違う？ 予想価格は700〜900万円ほどに

日産 新型エルグランド

モダンさとゴージャスさが新型「エルグランド」の魅力

今回の発表では、主に新型「エルグランド」のデザインが公開されています。それを見る限り、新型モデルでは、現行モデルの“背が低い”という特徴は取りやめたようです。

全高が高いだけでなく、ボンネットも高く、グリルは垂直にそびえます。フロントグリルは日本伝統工芸の「組子」（木材を幾何学的に組み合わせたもの）がモチーフになっているとか。シャープさの中に伝統を感じさせるデザインです。

ボディは大きく、まさに威風堂々としたVIP感が生み出されています。こうした「エルグランド」のデザインとスタイルの存在感の大きさは、ライバルである「アルファード」と互角と言っていいでしょう。

また、新型「エルグランド」ではインテリアも公開されています。特徴となるのは、運転席前からセンターまでが一体化した、大きなワイドディスプレイが鎮座していること。日産モデル最大級となる14.3インチの「大画面統合型インターフェースディスプレイ」です。

一方、「アルファード」のインパネは、運転席前のメーターとセンターディスプレイが別々。オーソドックスな「アルファード」と、モダンな新型「エルグランド」という違いがあります。

そして、新型「エルグランド」は、2列目のキャプテンシートだけでなく、前席助手席もオットマンがついているのも特徴です。モダンさとゴージャスなインテリアは、当然、新型「エルグランド」の大きな魅力となることでしょう。