レポ到着！ 新型アウディA8&S8国際試乗会

レポ到着！　新型アウディA8&S8国際試乗会

■自ら操っても楽しいショーファー・ドリブン[6/8]

368kW（500PS）と625Nmを発揮する6.3リッターの自然吸気W12直噴エンジンを搭載した、最上級モデルのA8 L W12の出来も秀逸だ。このモデルはホイールベースと全長が130mm長いロングボディのみである。つまりショーファー・ドリブン・カーなのだが、自らステアリングを握っても、プレミアム・リムジンとして素晴らしい走りと乗り心地を味わうことが出来るのである。もちろん走りのスポーティネスでは標準ボディのモデルに引けを取るが、CODを備えた12気筒エンジンは文句なくパワフルでスムース、そして足回りもしなやかで、フラットな乗り心地と正確なハンドリングを両立させているのである。