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新型フォーカス、ダイナミック性能に美点多し!

ダイナミック性能に美点多し

でもってフォーカスには、驚かされることがもうひとつあった。それは箱根のワインディングで味わったハンドリング、表現を変えればコーナリングの素晴らしさである。

抜群のダンパーセッティングを持つサスペンションが路面の不整を柔軟に吸収しつつ、ボディのロールを適度に抑え、なおかつトルクベクトリングの効果もあってか、比較的パワフルなFF(前輪駆動)としては、アンダーステアも極めて軽いレベルに保たれている。だからフォーカスは、コーナーの連続をドライバーの意のままに駆け抜けていく。

したがって、一般的なドライバーにとってはワインディングロードをとても安心して走れるはずのクルマであり、コーナーをカッ飛ぶのが好きな腕達者には、ただただ安定しているだけでなく、スロットルで姿勢をコントロールすることが可能な面白さも備えた、実用車としてはかなりファン・トゥ・ドライブなクルマであると断言できる。

というわけで、久しぶりに日本にカムバックしたフォード フォーカスは、想像以上に出来のいいクルマだった。なかでも特に、加速と乗り心地とコーナリングといったダイナミックな部分に魅力が集中しているから、少々クセのある顔つきに違和感がなければ、ドライビング好きにとって望ましい足になり得るクルマではないかと思った。

日本仕様のフォーカスはタイにあるフォードの最新鋭工場、FTMで生産されるが、タイ製であることに起因する仕上げの粗さなどは、特に感じられなかった。とはいえ、293万円というプライス、もうちょっと安ければ、と思うのは僕だけではないかもしれない。

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