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新型フォーカス、ダイナミック性能に美点多し!

フランス車を思わせる乗り心地

つまり、ルックス的には単純に表現し難いものを持ったフォーカスだが、走り出してみると実にスッキリした乗り味のクルマだった。まずは運転席に座ると、ひと昔前のシトロエンのシートのように腰の上あたりを柔らかく支えてくれるバックレストの感触が気持ちよく、スポーティに装ったように思える内外装とのギャップにちょっと驚かされる。

ヨーロッパ仕様には1リッター3気筒直噴ターボという究極のダウンサイジングエンジンもあるフォーカスだが、日本仕様はそれらとは真逆の2リッター直4直噴NAという今どき珍しいストレートなエンジンを搭載、しかもこれが170ps/6600rpmのパワーを発生するから頼もしい。一方、トランスミッションは現代的で、ゲトラグとフォードの共同開発になる、「パワーシフト」と呼ばれる6段デュアルクラッチ2ペダルMTを採用する。

走ってみるとこのエンジン、スムーズかつ活発に回転を上げていくし、パワーシフトの発進や変速も想像以上に滑らかで、気持ちよく加速していく。もちろん高速道路のクルージングもお手のもので、アウトバーン並みのスピードでカッ飛びたくなるのを抑える自制心が必要になるほどだ。

もうひとつ感激したのが、その乗り心地だった。日本仕様のフォーカス、“スポーツ”のグレード名から分かるようにスポーティモデルで、サスペンションは標準より15%ほど固めてあるというのだが、高速道路はもちろん街中でも、ちょっと硬めのフランス車、例えばシトロエンDS4あたりに乗っているかのように、柔軟かつスムーズに走っていく。

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