【他人事じゃない】26年4月1日運用開始の「自転車の反則金制度」。ドライバーが知っておくべき点と注意すること【まとめ】

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自転車を追い越す“間隔”で反則金を科される可能性

では、ドライバーはどのような点に注意して運転すればよいのでしょうか。

現状のルールでは、クルマが自転車を追い越す際は、徐行もしくは側方間隔を十分に取ることが義務付けられています。

一方、今後は自転車の側方を通過する際に安全な速度や間隔を守らなかった場合、違反点数2点および7000円の反則金がドライバーに対して科される見込みです。

なお、追い越し時に必要とされる具体的な速度や間隔については明確に定められていません。ただ、一部の自治体では「自転車を追い越す際は1～1.5メートル以上の間隔を空けるべき」といった自主的なガイドラインを設けている例もあります。

道幅に十分な余裕があれば安全かつスムーズな追い越しも可能ですが、生活道路や都市部などの道幅が狭い場所では、追い越しをするためにドライバーは安全速度までの減速や進路変更が必須となります。

また、路上駐車が多い地域では、車道を走行する自転車が駐車車両を避けるために、十分な後方安全確認を行わずに走行車線に飛び出してくるケースが増えることも想定されます。

さらに、交差点における自転車の振る舞いもこれまでとは変わることが考えられます。