コンチネンタルスーパースポーツ、海外試乗記
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
走りを徹底的に鍛え上げ、それこそサーキットで楽しむことすら視野に入れたスーパースポーツは、車体、シャシー、エンジンなどすべてに手が入れられている。ボディはリアシートを省くなどして110kgの軽量化を実施。サスペンションはハードに設定され、フルタイム4WDシステムも前後駆動力配分が40:60とリア寄りに改められている。軽量化されてもまだ2トン以上ある体躯を確実に止めるために、ブレーキにはカーボンセラミック製ローターが奢られた。
6リッターW12ツインターボのエンジンは、ベース車比実に80ps増となる最高出力630ps、最大トルク800Nmにまで出力が高められており、6速ATには変速時間を200ミリ秒にまで速めたクイックシフトが採用されている。
スーパースポーツコンバーチブルも、これらメカニズムの基本部分は変わらない。電動開閉式ソフトトップの採用と、それに伴う補強によって車重は2395kgとクーペより155kgも増えているが、それでも0-100km/h加速をわずか4.1秒でこなし、最高速度は325km/hにも到達する。まさに驚速のコンバーチブルである。
さすがベントレー、それでも街中を軽く流すような場面での快適性には何の不満も無い。サスペンションは相応に硬いが、頑強なボディのおかげで不快感とは無縁。トルクがあるためアクセル開度は最小限でもスルスルと加速してくれるし、ブレーキの効きも良い。その場で比較すればクーペとの違いは明らかなのだろうが、まったく粗を見せないのはさすがだ。「一番高いの持ってこい!」とばかりに意図せず手に入れてしまったとしても、これなら「さすがベントレー」と満足させてくれるだろう。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
スズキ新型「コンパクトSUV」まもなく発売に反響殺到! 「“87万円オトク”なら購入検討したい」「内装が想像以上に豪華」「四駆だし雪道で強そう」の声も! 装備充実の「eビターラ」最高級モデルに注目!
スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストでオーバーテイクを促進する“P2Pシステム”を将来に向けた検討としてテスト
シンプルでカッコよく 快適な乗り心地を実現! ヤマハが開発した“電動アシスト自転車”「パスクレイグアリー」ってどんなモデル?
ロロ・ピアーナのオーバーコート──クラシックな定番アイテムから『GQ』が選ぶベスト・オブ・ベスト
やっぱスーパーカー世代のヒーローは「ミウラ」だよね! 半世紀以上前に登場した「黄色いランボ」がオークション登場 どこから見ても美しい“後期型”の価値とは
大幅刷新の三菱「新型デリカD:5」正式発表! 斬新「4枚刃」グリルを「卒業」!? 精悍「黒マスク」で超カッコいい! 唯一無二の「SUVミニバン」どう変わったのか
驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
日産 パトロールはどれくらいランクルを意識しているのか!? 日本導入を前にズバリ聞いてみた!!
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア フレームをパウダーコーティングでオールペイント!!
トヨタの新スーパーカー「GR GT」はなぜ“カーボンモノコック”ではなく“アルミ骨格”を選んだのか? LFAの悔しさが生んだ“新生フラッグシップ”のねらいとは
NISMO渾身のコンセプトモデルにマイナーチェンジの「Z」や北米人気の「ROCK CREEK」のカスタマイズ車両など豪華絢爛! 日産の「東京オートサロン2026」の展示車両から目がはなせない
日産「セレナ」待望のマイナーチェンジ! 魅力アップの「ルキシオン」に注目
【最上級ベースで黒仕立て】三菱「アウトランダーPHEV」に“ブラックエディション”新登場。専用レザー&内外装ブラック統一で存在感アップ
「ステップワゴン」が“30周年特別仕様車”を追加で攻勢。シートヒーター&全方位カメラ追加で、同日発表のマイチェン版「セレナ」と“真っ向勝負”の構図に
【正式価格と発売日確定】三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデルが1月9日登場。液晶メーター&S-AWC搭載で“タフギアミニバン”が次のレベルへ
【実は中身がかなり進化】新型日産「セレナ」マイナーチェンジで何が変わった? デザイン刷新×グーグル搭載×新グレード追加の全貌
先行開発から10年、レース挑戦から5年で到達した「水素が当たり前の光景」。なぜTGRは“超電導”という未知の世界に挑むのか
改良後すぐ受注停止の「ノア/ヴォクシー」…現在は「ノアのガソリン車」のみ。買えない現状にユーザーは“お怒りモード”?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
【誤解】トランプ大統領が「小型車の生産承認」を指示。それでも“軽自動車”の米国進出あり得ないと言える訳
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!