【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち
掲載 carview! 文:編集部 273
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まず、日本と海外のBEV販売状況を見ていこう。
2023年に日本国内で販売されたBEV(登録車のみ)は前年比139.2%増の4万3,991台と、普及の遅れが指摘される日本でもBEV販売は着実に伸びている。
ただし、全登録車に占める割合は1.7%といまだ低く、しかもBEVの半数以上に当たる2万2,848台が輸入車となっており、まだまだBEVは一部富裕層に購入が偏っていると見られる。
一方、BEV普及に熱心な欧州では2022年に112万台以上のBEVが販売され、新車に占めるシェアは12.1%に達している。
特にノルウェーでは新車販売の約8割がBEVとなるなど、日本とは桁違いの普及率だ。
ちなみに、2023年度で車種別で一番売れたのは、テスラの「モデルY」、2位はVWの「ID.4」、3位はシュコダの「エンヤック」だった。
また、化石燃料消費に頓着しないイメージがある米国でも2022年のBEV販売台数は約81万台、シェアは5.8%と日本を大きく上回っている。
最後に世界最大の自動車販売国である中国では、2022年に約537万台のBEVが販売され、シェアは20.0%と、実は中国が世界で一番のBEV大国となっているのだ。
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