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新型コンチネンタルGT 超速・現地レポート!

ダイナミックかつアグレッシヴに!

一見、何が違うのかと思わせる外観である。しかし、よくよく見ていくと違いは一目瞭然。全体にダイナミズム、アグレッシヴさは格段に増している。

大きなグリルを戴くノーズは前端が40mm下げられた。ミュルザンヌと同じくLEDを用いた4灯式のヘッドランプも中心に向かって角度をつけて配置。もはやバンパーは無く、フロントまで一体で覆うアルミ製フェンダーの峰がつままれてフードをより低く見せるなど面の構成も実は大きく変わっていて、厭味にならない程度に抑揚が増した印象だ。

プロポーション自体も変化した。全長4806mm、全幅1944mmは現行型とほぼ同等。寸法的には前41mm、後44mmのトレッド拡大が為された程度だが、先代に続いてチーフデザイナーを務めるDirk van Braeckel氏によれば、1952年のRタイプ・コンチネンタルをモチーフにした前後のフェンダーラインなどキーとなる部分はそのままに、ボディ下半身の厚みを増し、一方でグリーンハウスを天地に狭めることでキャビンを小さく見せ、全体にワイド&ローなスタンスを強調したという。しかも足元には21インチホイールだ。このカタマリ感は現行型の比ではない。

リアビューはひと目で違いを感じさせる部分だ。横長になったテールランプやディフューザー形状のバンパーが強調しているのは、やはりワイド&ローなスタンス。トランクリッドの存在感が増しているのは、ミュルザンヌとの共通性の演出でもある。

室内レイアウトも基本的には変わっていないが、造形はよりシャープに。タッチスクリーン式のナビシステムは世界共通仕様で、日本にもこのまま上陸する。現行型への大きな不満がひとつ解消されるわけだ。

フロントシートは、骨格の形状から「コブラ」と呼ばれる新型。シートベルトが従来のシート内蔵から一般的なボディ側への取り付けとなったのは、シートバックの薄型化のためで、おかげで後席足元の前後長は40mm拡大している。

誰が見てもコンチネンタルGT。しかし初見では物足りなくても、見るほどに納得という気分になってきる。これはベントレー。急進的な変化は望まれていないし、するべきでもないのだろう。新型コンチネンタルGTは、そんないかにもベントレーらしい進化を遂げたと言って良さそうだ。

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