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来年4月にスープラ生産終了…そのルーツ「セリカXX」に秘められた“ハンドリングbyロータス”の噂とは?

ソアラとは違う「走りへの期待感」

ハンドリングも秀逸。ラック&ピニオン式ステアリングの採用により、切りはじめからレスポンスよく反応し、弱アンダーステアの素直な特性に躾(しつ)けられていた。

ワインディングロードでもフットワークは意のまま。限界域の挙動こそややナーバスだったが、快適性も高く、トヨタのスポーツフラッグシップにふさわしい完成度を持っていた。

2000GTの1G-GEU型エンジンは、「マークII」三兄弟にも搭載された。しかし、キャラクター的にもっともしっくりときたのが、このセリカXXだった。

ロングノーズにぴったりと収まった、「TWINCAM 24 VALVE」の刻印が入ったカムカバーを持つエンジンを眺めるだけで、そのスポーツフィールが予感できた。

ソアラより明らかに低いドライビングポジションに身を沈め、ヘッドレスト一体式のバケットシートに腰を固定する。自然と走りへの期待が盛り上がってくる。セリカXXは、そんなクルマだった。

ちなみに、セリカXXはアメリカ市場では当初から「スープラ」の名称で投入され、高い人気を獲得した。オーナーにとっては、その国際性も自慢のひとつだった。セリカXXは、高次元のスポーツワールドを体現したクルマだった。

 

(終わり)

(写真:トヨタ)

>>【画像50枚】現行型スープラ、80スープラ、セリカXXの内外装をチェックする

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  • 2025/6/05 16:26

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    今のA90、商業上はスープラを名乗ってはいるけれど、昔のスープラに繋がるルーツなんて無いでしょ。
  • 2025/6/05 16:37

    違反報告

    コレはスープラではない
    BMW
  • 2025/6/05 16:52

    違反報告

    >だが、走りという点では超一級品であるものの、スポーツモデルならではの華やかさやプラスアルファの輝きに、いささか欠けているように感じる。

    当たり前でしょ?
    開発費用は潤沢なのに、コストばかり気にして自社開発していない車両など魅力がある訳がない。
    60,70,80の各個性が魅力なのは、トヨタ自身がちゃんと開発していたから。
    90をスープラって違和感しかない。

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