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シトロエンDS5、ディープな走り味は健在か?

独創のデザイン、普通のメカニズム

このDS5、その最大のポイントがボディ内外のスタイリングにあるのは間違いない。2005年のフランクフルトショーに展示された「Cスポーツラウンジ」なるコンセプトモデルに端を発するそれは、ステーションワゴンの変形といえるスポーティなプロポーションを持っていることから、かつてイギリスの高級スポーツカーなどをベースに仕立てられた狩猟用のワゴン、“シューティングブレーク”のイメージを備えるとシトロエンは主張する。

たしかに、高めに設定されたウェストライン上に、上下に薄いウィンドーグラフィックを持つ細長いキャビン部分が被さるプロフィールはスポーティであるのに加えて、フロントフェンダーからAピラー後方に掛けて走るサーベルと呼ばれるメッキのラインが独特の雰囲気を醸し出す。シトロエンが主張するとおり、どのクルマにも似ていないこのエクステリアと、フレンチラグジュアリーを謳うインテリアが、DS5を鮮烈に印象づける。

ところが、そのボディの内側にあるメカニズムを言葉で表現してみると、意外なほど普通のものになる。前記のとおり金属スプリングを用いたサスペンションは、フロントがストラット、リアがトーションビームと、比較的小型の前輪駆動系モデルの典型といえる形式だし、パワーユニットもC4やDS4と基本的に同じ1.6リッター直4直噴ターボエンジンをフロントに横置きして前輪を駆動するという、近年ではごく一般的なものだ。

シトロエンの名に特別な何かを期待する傾向の強い古くからのシトロエンファンには、たしかに物足りないものを感じさせるスペックではある。しかし実際に走らせてみると、DS5はスペックからだけでは想像できないものを感じさせてくれたのだった。

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