アウディ最新コンセプトモデル3台に超速試乗
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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アウディのスポーツワゴン、スポーツバックをTTにまで展開したのが秋のパリで発表された、このコンセプトである。
TTをベースに全長を29cm、ホイルベースを12cm延長して、2枚のドアを追加、全長は4.47mへと拡大された。一方、全幅を6cm広げ、全高を3cm下げた結果シルエットはオリジナルTTの雰囲気を壊していない。リアの居住空間は170cmを超える大人には少々キツいが、それ以下であれば十分だ。また、トランクルームも最大で850Lを確保できる。こうしたサイズの変更はMQB(横置きエンジン用プラットフォーム)を採用しているTTだからこそ出来たと説明された。
一方、搭載されているエンジンは2L TFSIで最高出力は400ps、最大トルクは450Nm、Sトロニック(DCT)を介して0-100km/hは3.9秒と俊足である。パワートレーンはTTのそれを流用しているのでゴー・サインが出れば市販化は容易だろう。実際にステアリングを握った印象でも完成度は非常に高いものであった。
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