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ゴルフGTIカブリオレ まさに美味しいとこ取り

ゴルフGTIカブリオレ まさに美味しいとこ取り

■“美味しいとこ取り”モデル [2/3]

ミュンヘン空港でテスト車を受け取ると、アウトバーンでオーストリアとの国境付近にあるリゾート地、テガーン湖へと向かう。もちろん電動ソフトトップはオープンである。エグゾーストノートはまさにGTIのそれで、背後から耳に届くそのスポーティなサウンドが心地良い。ルーフを開けていても、決してうるさく感じるレベルでないのもいい。

車両重量は1533kg(DSG車は1555kg)と、ハッチバックのGTIより140kg重いが、加速力に不満は無い。カタログ数値では0-100km/h加速が7.3秒で、ハッチバックの0.4秒落ちとなっているが、シグナルダッシュや流れの速いアウトバーンでもその動力性能に全く不足を感じることはない。さらには、ボディの剛性感も十分以上にあり、アウトバーンを200km/hオーバーで走行しても、走行ラインがブレるような事は皆無で、不安を感じる事は無い。乗り心地もすこぶる快適である。ちなみに最高速度は237km/h(DSG車は235km/h)となっている。

山間部のコーナーが続くシチュエーションでは標準装備の電子制御デファレンシャルロック、XDSが威力を発揮し、俊敏なコーナリングが楽しめる。またオプションのアダプティブ・シャシー・コントロールDCCをスポーツ・モードにすると、一層スポーティなハンドリングに変化する。一方、コンフォート・モードにすれば、しっとりと上質なオープンエア・ドライビングも味わえる。

冷静にチェックすれば、GTIカブリオレはハッチバックのGTIより明らかにクルマの重さを感じるのだが、専用セッティングのシャシーが非常にバランスよくセットアップされている事もあって、ついついコーナーを攻め込んでしまうほど走りが楽しい。同時にオープンカーとして高い快適性も兼ね備えている。まさにこのGTIカブリオレは、GTIならではのスポーティな走りをオープンエアで楽しめる、まさに“美味しいとこ取り”のモデルと言っていいだろう。


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