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新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う

居住性とデザインならフリード、価格や燃費ならシエンタか?

では、両車を比較検討する際にはどのような点をチェックすべきなのでしょうか?

もちろん、シエンタの一部改良モデルとフリードの次世代モデルがそれぞれ発表されてから比較検討するほうがベターです。

しかし、人気モデルの長納期が一般化している昨今では、できるだけ早くに検討を開始したほうがよいのも事実です。

その点で言えば、「コストを優先したい」あるいは「燃費を優先したい」というユーザーはシエンタ、「居住性を優先したい」あるいは「デザインを優先したい」というユーザーはフリードを軸に検討することをオススメします。

シエンタには装備を制限した価格優先のベーシックグレードが存在しているため、エントリー価格は次期フリードを下回る可能性が濃厚です。

また、「ヤリス」と「フィット」のハイブリッド車を見るとヤリスのほうが燃費性能で上回ることから、同様のパワートレインが搭載されると見られるシエンタと次期フリードにもこのような結果になると考えられます。

一方、次期フリードでは、上述のとおり「センタータンクレイアウト」を活かした居住性の高さが強みとなるほか、近年のホンダ車が力を入れているクリーンかつシンプルなデザインを採用すると見られます。

デザインについては好みの問題もあるとは言え、シエンタの内装のチープ感を指摘するユーザーも少なくないことを考えると、デザイン面では次期フリードに分があると言えそうです。

>>フォトギャラリーで現行フリードとシエンタを見る

>>“ホンダは苦境でヒットを放つ”の法則再び! 次期フリードは宿敵シエンタを徹底研究
>>フリード買うならデザイン+機能が進化の次期型か、値引き+短納期の現行型か?

とはいえ、どちらも日本のユーザーに合わせた使い勝手の良いモデルであることは言うまでもありません。

そう考えると、どちらを選んでも大きな失敗はないと考えてよいでしょう。

(終わり)

写真:ホンダ、トヨタ

>>フリード現行モデルの中古車情報を見る
>>シエンタ現行モデルの中古車情報を見る

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