「N-BOXジョイ」発売から1年、現在の状況は？ 販売比率は約2割…「チェック柄が派手」との評価も

ホンダ N-BOXシリーズ

N-BOXが3割、カスタムが5割、ジョイが2割

あるホンダの販売店担当者は、N-BOXジョイの現在の販売状況について次のように話します。

「N-BOX全体の問い合わせは多くいただいておりますが、N-BOXやN-BOXカスタムに比べますと、N-BOXジョイのお問い合わせはそれほど多くはない印象です。

当店での販売比率は、N-BOXが3割、N-BOXカスタムが5割、N-BOXジョイが2割です。

ベースモデルのN-BOXと比較すると、N-BOXジョイはアウトドアの要素を取り入れながらもインテリアやエクステリアに可愛らしさがあり、女性のお客様からの支持が高いと感じています。

また、シートが撥水仕様となっているため、使い方の幅が広がる点を評価いただき、購入につながっているケースもございます。

スズキ『スペーシア ギア』や三菱『デリカミニ』といった、軽スーパーハイトワゴンの中でもデザイン性やコンセプトに特徴を持つモデルと比較されることが多い印象です。ただ、N-BOXジョイの人気がほかの仕様に比べて伸び悩む大きな理由の1つとして、シートのチェック柄が挙げられます。

実際にご来店いただいたお客様からは、『思った以上に派手に感じ、購入を見送った』というお声もございました。とはいえ、エクステリアデザインについては高い評価をいただいており、シートカバーを装着することで内装デザインをアレンジされるお客様もいらっしゃいます。」