マクラーレン「720S スパイダー」発表。重量の増加を最小限にとどめオープン化
掲載 更新 carview! 写真:マクラーレン・オートモーティブ
掲載 更新 carview! 写真:マクラーレン・オートモーティブ
英マクラーレン・オートモーティブは12月8日、同社のミドルレンジを担うスーパーカー「720S」のオープン版となる「720S スパイダー」を、来春に発売すると発表した。
このたび発表された720Sスパイダーは、クーペ同様、カーボンを多用した超軽量ボディと、電動リトラクタブルハードトップが特徴。さらにエアフローもオープントップ化にあわせて再調整されるなど、スパイダー専用のファインチューニングが多数行われている。
なかでも最大のアピールポイントは、クーペの「モノケージII」からオープントップに最適化し、「モノケージII-S」となったカーボンボディ。といっても、通常屋根を取り払う場合に必須となる大規模な補強は行われず、元来軽量かつ強固な構造を持つモノケージIIは、リアセクションに横転時の乗員保護用サポートを追加するなどの小変更でオープン化に対応した。その結果、クーペ比49kgプラスの1,332kgという乾燥重量を達成している。
パワーユニットはクーペから変更なく、720馬力と770Nmを発揮する4.0リッターV8。ツインターボ。重量の増加を最小限にとどめたことで、0-100km/h加速はクーペと同じ2.9秒、0-200km/hは0.1秒遅れの7.9秒となる。最高速はルーフを閉じた状態で341km/h、オープン時も325km/hまで到達可能だ。
クラス最速の11秒で開閉可能なルーフはカーボン製が標準となるが、悪天候時にもオープンエアモータリングの爽快感を味わいたいオーナー向けに、遮光レベルをワンタッチで調整可能なグラスルーフもオプションで用意される。
ガラス製のリアセクションは斬新なルックスに加え、オープントップスーパーカーの割に良好な視界に寄与している。また、フロント150リッター、リア58リッターのラゲッジスペースを備えるなど、マクラーレンならではのデイリーユースへの配慮も特徴だ。
英国本国での価格は23万7,000ポンド(約3,400万円)と発表されているが、V8の咆哮を生で楽しめるスパイダーの魅力を考えれば、案外安価といえるかもしれない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
驚愕の性能!? 中国の“ドローン空中空母”が初飛行 100機以上が一斉発進! 攻撃もAI自ら判断
トヨタ「新型RAV4」まもなく発売! 7年ぶり全面刷新で最新ハイブリッド搭載! “ちょうどいいサイズ”キープ&異なる“3つのモデル”を用意する「主力SUV」の進化とは!
“伝説のオフローダー”メルセデス・ベンツ「Gクラス」にオープンモデル復活へ! 開発中のプロトタイプを早くも公開!! 4ドアとなる次期型は使い勝手も上々?
「レブルから乗り換えもあり」「カスタム感ヤバ!」普通二輪免許で乗れる個性派ネオクラシックバイク3選
【試乗記】話題のEV、最新型BMW iX3に乗った! その実力とは?
雪道って実は少しだけ!! スタッドレスタイヤで乾燥路を安全に走る3つの注意点
ホンダ「NS50F・エアロ」(1987年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
375万円! ホンダの「新“スポーツコンパクト”SUV」に注目! ローダウン×専用ブラック外装の「精悍」スタイルで超カッコいい! 初の4WDモデル設定で“雪国でも楽しい”走りのグレード「新ヴェゼル e:HEV RS」がスゴい
自動運転バス「完全無人化」は幻想だった? 東京の複雑環境が暴く「誰も読めない」運行コストの真実
メルセデス・ベンツGLE&GLSに、Night Edition登場!──GQ新着カー
新しい日産アルティマ登場へ──GQ新着カー
77周年を記念し、新旧ロータスがサーキットでお祝い
【実際どうなの?】日本カー・オブ・ザ・イヤー3位獲得の実力派…「クラウンエステート」オーナーのリアル評価は?
【ついに実車が一般公開】新型「GR GT/GR GT3」が「東京オートサロン2026」に登場! モリゾウ登壇&V8ターボの“フラッグシップ”がデモランへ
【ダイハツが本気で遊んできた】「東京オートサロン2026」に“5台の特濃カスタム”登場。デコトラ風の軽トラから“超ドデカグリル”「タント」まで
【朗報】BMW次世代「3シリーズ」はガソリンも継続! BEV版「i3」とは“プラットフォームから別物”…2台の新デザインを完全比較
「センチュリー(セダン)」改良で「エレクトロマルチビジョン」廃止に惜しむ声。ユーザーが考える“ナビ画面が小さい理由”とは
【ニスモがロードカー倍増へ】レース“実戦プロト”の市販化プロセス導入と海外展開強化で新車種ラッシュ到来か。日産が次のニスモ戦略を発表
【“ミニバン大国”日本と世界のギャップ】日産新型「エルグランド」、海外ではどう見られたの? 現地メディアの“温度差”が興味深い
【誤解だらけの“軽アメリカ解禁”】トランプ発言の真意は“輸入OK”ではなく“現地生産が条件”…その裏にあるディールとは
「シビックのくせに高い」は本当か? “新車価格400万円時代”と日本人の給料を冷静に見比べて見えてきた残酷な現実
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!