国産ミニバンが苦手ならコレ！ おしゃれMPV「シトロエン ベルランゴ」を詳しく解説

今のところライバルはほぼ不在

ベルランゴのライバルとなるのは、同じ2列／5人乗りの輸入MPVであるルノー「カングー」でしょうか。

しかし、カングーはサイズ的にも車格的にも「若干ながらベルランゴよりも下のクラス」であり、というか、そもそも新車の販売が終わってしまっています。

本国ではすでに発売されている「3代目のルノー カングー」が日本に入ってくるのは2022年後半の予定ですので、あくまで現時点（2022年6月）の話としていうなら「シトロエン ベルランゴのライバルは不在である」ということになるのです。

まぁ強いていえばベルランゴの姉妹車であるプジョー リフターが販売上のライバルだといえなくもないですが、リフターは、ライバルと呼ぶよりは「もうひとつの選択肢」と呼ぶほうがしっくりくるでしょう。

そういった意味で今、ベルランゴにもしライバルがいるとしたら、それは「国産の3列／7人乗りミニバン」なのかもしれません。

両者は客層がまったく違うといえば違うのですが、国産ミニバンを検討している人のなかでも「自分は、実は国産のミニバンって好きじゃないんだよね。3列目も、あんまり使う予定がないし」と思っている人は、ベルランゴというMPVの潜在的なユーザー候補である可能性も、無きにしもあらずです。

まぁそれはさておき、ベルランゴは「しゃれてる＆走れるMPV」を求めている人にとってはベストか、ベストにきわめて近い選択肢です。検討中の方は、ぜひそのままボディカラーなどのさらに細かい検討を楽しみながら進み、ご契約まで至ることを強くおすすめいたします。

＜終わり＞