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国産ミニバンが苦手ならコレ! おしゃれMPV「シトロエン ベルランゴ」を詳しく解説

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最新モデルだけに先進運転支援機能と安全装備が充実

シトロエン「ベルランゴ」は、プジョー・シトロエン・ジャポン(現ステランティスジャパン)が2019年10月から販売しているMPV(マルチ・パーパス・ビークル=多目的乗用車)。本国では初代が1996年に発売され、すでに大ヒットを記録していましたが、姉妹車であるプジョー「リフター」と同時に日本に正式導入されたのは3代目になってからです。

おしゃれなたたずまいとしっかりとした走りで、日本でも大人気となっているベルランゴのボディサイズは全長4405mm×全幅1850mm×全高1850mm。この数字は、若干下の車格ではあるものの「よく似たタイプ」だとはいえるルノー「カングー」と比べて「12.5cmぐらい長く、2cmほど広く、そして4cm背が高い」というものになります。

シート配列はカングーと同様の「2列/5人乗り」で、3列/7人乗りである場合が多い国産ミニバンとはここが大きく異なります。ベルランゴのリアシートは3座独立タイプのゆったり座れるもので、荷室容量は5名乗車時でも597Lと広大。リアシートをダイブダウンさせてしまえば2126Lまで拡大可能です。

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そして後部ドアは当然ながらスライド式で、モジュトップと呼ばれるマルチファンクションルーフや、独立して開閉可能なリアガラスハッチ、後席およびリアゲート側の両方からアクセス可能なリアシート頭上のシーリングボックス、ダッシュボードまわりの多彩な収納スペースなど、ベルランゴには「MPV」と呼ぶにふさわしいさまざまな機能と実用性が盛り込まれています。

搭載されるエンジンは最高出力130psの1.5L直4ディーゼルターボで、トランスミッションは日本のアイシン・エィ・ダブリュ製8速AT。車両重量はカングーより150kg近く重いベルランゴですが、このトルクフルなディーゼルターボエンジンと8速ATの威力により、比較的大きなボディを力強く加速させ、そして余裕を持って巡航させることができます。またハイスピードで走っている際や山坂道のカーブなどでの安定性も非常に高いのが、ベルランゴというMPVの特徴です。

先進運転支援機能と安全装備が充実しているという点も、ベルランゴの魅力といえるでしょう。30~180km/hで作動する「アクティブクルーズコントロール」や「アクティブセーフティブレーキ」「レーンキープアシスト」「パークアシスト」「ブラインドスポットモニター」「インテリジェントハイビーム」「フロント&バックソナー/トップリアビジョン」「ドライバーアテンションアラート」等々は、全グレードにばっちり標準装備です。

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