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ボルボV40 2015年モデルが進化した点とは?

安全装備のインテリセーフ10を標準装備

2015年モデルは安全装備の面でも大きな変更が加えられた。従来、オプション設定されていた「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」や「全車速追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール」をはじめとする安全装備および運転支援機能とリアビューカメラが、総合して「インテリセーフ10」と名付けられ、全モデル、全グレードに標準装備となった。

テレビ番組の「帰れま10」みたいなインテリセーフ10の機能は次の通り。
●歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム
●ロード・サイン・インフォメーション(道路標識をカメラで読み取りメーターパネルに強調して表示する)
●ドライバー・アラート・コントロール(走行軌跡やステアリングの動きなどから疲労や眠気の兆候を感知してドライバーに警告)
●クロス・トラフィック・アラート(ガレージなどからバックでクルマを出す際に左右から近づく車両などを検知して警告)
●レーン・チェンジ・マージ・エイド(常時後方を監視し、斜め後ろから近づく車両を検知してその存在を知らせる)
●全車速追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール
●アクティブ・ハイビーム(対向車、先行車を検知してハイ/ロービームを切り替える)
●レーン・キーピング・エイド(車線逸脱をステアリングの振動で警告するほか、ステアリング操作をクルマがゆるやかにアシストする)
●ブラインドスポット・インフォメーション・システム(後方・側方の死角に他の車両がいる際にドライバーに知らせる)
●リアビューカメラ

いずれも、V40よりも高価格のクルマのカタログで見かけることが多い機能ばかりだ。それもオプション設定されていることが多いが、これらすべてを標準装備したところに、ボルボの良心を感じる。「速い」「快適」「便利」などと、日常的にうれしいわけではなく、いざというときのための保険の意味合いが強い安全装備の場合、オプション設定と標準装備では、込められる意味が異なると思う。

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