【アウディがスランプ脱出】テスラや欧州ブランド検討層が注目。「A6 eトロン」の完成度とコスパ
掲載 carview! 文:木村 好宏 28
掲載 carview! 文:木村 好宏 28
アウディは電動化に対しては先陣を切ったはずだったが、その後は一貫性に欠けたモデル戦略でテスラにはもちろん、メルセデス・ベンツやBMWに対しても遅れを取った感があった。
しかしポルシェと共同開発したプレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)をベースにした「Q6 eトロン」で再び注目を浴び復活をアピール。今回紹介する「A6 eトロン」ではスポーツバックセダンとステーションワゴンのアバントが設定され、品質でもドライビングプレジャーでもテスラよりも明らかにバリュー・フォー・マネーな存在になりそうだ。
今回テストしたA6 eトロンは全長4.93×全幅1.92×全高1.49mの流れるようなボディラインに加えてフラットフロアコンセプトを採用。Cd値では0.21という記録的な空力特性を打ち立てたが、4cm高いアバントでも0.24を達成しているというから驚く。
効率のみのデザインではなく、美しく洗練されてもいる。フロントは最小限のエアインテークを除いてほぼ閉じられており、ブランドアイコンであるシングルフレームグリルは単に象徴的な存在だ。エアカーテンなどの幾何学的なエアダクト、スリムなライン状のLEDヘッドライトはスポーティに仕上がっており、オプションのマトリクス式デイタイムランニングライトは様々なパターンで周囲とのコミュニケーションをとることが可能だ。
リアも3次元の遊び心のある照明パターンを備えたOLEDライトがボディ幅一杯にレイアウトされている。先にも述べたように、このライトシステムは事故発生などの際に後方車両に警告する機能ももっている。
中央のフォーリングスはオプションで初めてLED照明が組み込まれるようになった。特にリアゲートが垂直に近いアバントでは、フォーリングスとライトストリップの組み合わせが印象的だ。
スポーツバックでは、リアウィンドウがトランクリッドと融合して流れるような一体感を形成している。フロントとリアの短いオーバーハング、凹型ドアハンドル、クーペのようなルーフラインを備えたエレガントなサイドビューは、美観とエアロダイナミクスに貢献している。
さらに空気抵抗の少ないオプションのカメラ式のバーチャルエクステリアミラーがそれを強調する。画像はダッシュボードの両脇にある小さなスクリーンに投影されるが、鏡の実像と違うので慣れが必要だ。また、ルーフラインが後方に傾斜しているため、背の高い乗客にとって後席は少し窮屈に感じるかも知れない。
(次のページに続く)
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