【トヨタが“ロールス・ロイスの聖域”に踏み込む】「センチュリー」独立の真意と、世界進出を狙う“雲上ブランド化”の行方
掲載 carview! 文:編集部 63
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今年の「ジャパンモビリティショー2025」の大きなトピックのひとつが、トヨタが高級車「センチュリー」をブランド化すると表明したことだ。
センチュリーといえば、国内の頂点に君臨する高級車。一方、トヨタのプレミアムラインにはレクサスも存在する。そこでトヨタは、センチュリーを独立したブランドとして昇華させる一方で、レクサスについては「誰の真似もしないブランド」として、従来のプレミアムさに加えて独自性を打ち出す方針を明らかにした。
では、センチュリーはどのようなブランドとして歩み出すのか。今回はその先行きを考察する。
まず、センチュリーが狙う方向性を見定めるにあたり重要なモデルが、今回モビリティショーで初披露されたクーペのコンセプトだ。
高級車のクーペは海外ではもっとも贅沢なクルマと位置付けられる。というのもクーペは、広々とした空間を実用性確保のために使うのではなく、人間中心に設計し、さらに他のボディ形状ではなしえない流麗なスタイリングを実現する。
美しさのために大きな対価を払い、実用性を追求しないクルマ作り…いわば「コスパ」とは対極の存在と言えるだろう。
(次のページに続く)
#センチュリー #トヨタ #クーペ #メルセデス #BMW #ベントレー #ロールス・ロイス
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