三菱アウトランダー、超シブ技術がてんこ盛り
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
基本的なところから申し上げるとまずボディの作りが全然違う。確かにホイールベースは、2670mmと変わらず、全長×全幅×全高は4655×1800×1680mmで、全長がわずか15mm伸びてるだけなんだけど、同程度のグレードで比べると、実は車重が100kgも軽くなってて、ベーシックな「24G」で1520kg。聞けば基本寸法は変えずとも、ボディのメイン骨格に高張力鋼板や超高張力鋼板を多用したそうで、これはライバルたちに負けず劣らずの軽量化技術だ。
さらにビックリっていうかツウ好みな改良がエンジン。2リッターも2.4リッターもボアストロークは変えずに、DOHCヘッドをSOHCヘッドに落としている上、ピークスペック的には2リッターがパワーは少し上がったものの、トルクは微妙に下がって150psの19.4kg-m。2.4リッターはわずか1psに0.6kg-mだが、両方下がって169psの22.4kg-m。
うーん、なんだかなぁ…と思いきやこれまた凄い技術で、一見、スペックダウンのSOHCかと思いきや、相変わらず吸排気側に可変バルブリフト&タイミングのMIVEC機構が付いており、要はシングルカムでツインカム並みの複雑な制御をしてるワケ。それでほぼパワー性能をキープ出来ているのだ。
それどころか燃焼効率やパワー伝達は上がって、アイドルストップ付きでJC08モード燃費は2リッターが15.2km/Lで、2.4リッターが14.4km/L! 旧型に比べて2割前後上がってる上、クラストップレベル。まるで刺身をトロから中トロに低カロリーにして、逆に味は濃厚に!? みたいなウラワザ技術だ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
V8自然吸気エンジンが絶滅危機に:最後の機会を逃すな!
【インディアン】FTR・SCOUT シリーズを対象とした「Welcome to Indian Motorcycle スペシャルカスタムキャンペーン」を開催中!
【COSWHEEL】新型電動バイク「MIRAI1000/500」が5/9より Makuake にて先行販売スタート!
ハセガワ、注目のニューキット「S110シルビア」のテストショットを公開!【第62回 静岡ホビーショー2024速報】
えっ…! 軽自動車に「軽油」入れちゃった!? つい「うっかり間違い」では済まされない「燃料の油種」とは
ポタ電といえばこれ! 世界累計50万台以上販売した「Jackery ポータブル電源 240」が大幅パワーアップしてリニューアル【車に積みたいアウトドアアイテム】
自動車事故で女性のほうが「むち打ち症」になりやすいのは「ダミー人形が男性」だから! ボルボの安全に対する取り組みが想像の遙か上だった
BMWがEVオーナー向けに「BMW Destination Charging プロジェクト」を開始、第1弾として麻布台ヒルズに充電器を設置
段付きGTAから身をよじって走りそうなZまで!タミヤのカーモデル再販&バリエーション【第62回 静岡ホビーショー2024速報】
全長3.7mの「小さな最高級車」あった!? コンパクトなのに“匠仕上げ”の「超豪華内装」採用! 570万円超えの「贅沢すぎコンパクトモデル」がスゴい
電動バイクの未来を変える!?実用化待望の「全固体電池」とは
御嶽山でオフロード走行&キャンプを楽しむ「EXPLORER CAMP MEETING」の参加申し込み受付がスタート!
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介