マセラティの内装はイタリアン。別世界が味わえる内装をモデル別で紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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歴史あるイタリアの自動車メーカー、マセラティ。独特の存在感を放つ高級スポーツカーをこれまで数多く開発してきました。日本車とはひと味異なる、エレガントで個性豊かな外装・内装デザインは、世界中の人々から長年愛されています。
多くの人を魅了している、細部に至るまでこだわったイタリアンデザインとは、どのようなものでしょうか。現行モデルの特徴をご紹介します。マセラティの魅力に迫ってみましょう。
マセラティの歴史は、1914年までさかのぼります。「高級」「エレガント」という言葉で表現されることが多いマセラティの車種は、流麗な曲線美のボディフォルムが特徴です。外装のみならず内装に関しても、イタリアンデザインの傑作と評価されています。
まず、マセラティというブランドについて知識を深めましょう。
マセラティは、車・エンジンに対する情熱やビジョンを持った実の兄弟たちによってイタリア ボローニャで設立されました。高度な専門知識と技術ゆえに世界的に知名度を上げ、スポーツカーの歴史と発展に寄与した歴史ある自動車メーカーです。
長年にわたり、複数の著名なデザイナー・エンジニアとコラボレーションしてきました。これまでの販売車種ラインアップからは、イタリアンデザインの良さをオマージュしつつも、機能性・走行性能において未来志向で進化し続けていることが伝わります。
マセラティのエンブレムは、トライデント(三叉の矛)です。マセラティ設立の地、イタリア北部の工業都市ボローニャには、幾つもの中世建築物が残っています。
街並みの中心地に隣接する市民憩いのマッジョーレ広場で有名なのは、トライデントを持ったローマ神話のネプチューン(海の神)像です。マセラティのエンブレムは、この像が持つ勇気と力の象徴であるトライデントからインスピレーションを得たといわれています。
以降、マセラティのフロントグリルにあるトライデント エンブレムは、圧倒的な存在感を放つアイデンティティとなってきました。
スポーティさと優雅さが見事に調和したマセラティは、外装・内装の細部に至るまでこだわりが感じられます。2023年7月現在、販売されている現行モデルは7車種です。それぞれ独自のコンセプトがあります。代表的な特徴を把握しましょう。
「ギブリ」は、4ドアスポーツサルーンで、ハイパフォーマンスのグランドツアラーです。
走りを楽しみたい方の心をくすぐる刺激的なドライバビリティは、唯一無二とも評されています。2デビューと同時に人気を博し、マセラティ史上過去最高の販売記録を更新しました。
GT ハイブリッド・GT・モデナ S・モデナ S Q4・トロフェオという5種類のグレードから選べます。GT ハイブリッドは、新世代マイルドハイブリッドシステム搭載です。
「レヴァンテ」は、近年人気が高いSUVモデルです。
圧倒的な走破性能・正確なコントロールを体感できます。驚異的なパワーを実現した動力性能のSUVに、優雅さを感じさせる美しい曲線のスタイルを融合させた外装・内装は、まさにイタリア美学です。
GT ハイブリッド・GT・モデナ・トロフェオという4種類のグレードラインアップです。ギブリ同様、3種類のトリムが用意されています。GT ハイブリッドには、専用のブルーアクセントカラーを採用していることが特徴です。
「クアトロポルテ」は「イタリアの優美の象徴」とも呼ばれており、美しくエレガントなイタリアンデザインが魅力です。外装・内装ともに、ラグジュアリーな雰囲気をまとい、優雅な時間を過ごせます。
マセラティは、高級感あふれるデザインとモータースポーツで培った優れた動力性能を見事に融合しました。GT・モデナ・モデナ Q4・トロフェオという4種類のグレードから選べます。
スーパースポーツカー「MC20」は、過去のモータースポーツにおける歴史的モデルにちなんでデザインされました。
F1由来のミッドシップレイアウト高性能エンジンや、驚異的な重量比重の軽量ボディ採用により、圧倒的な加速力と最高速度を実現したモデルです。
内装には、高級腕時計を思わせるデジタルの次世代インターフェースを採用するなど、ラグジュアリーさと機能美の両立がさらなる品格を醸し出しています。最高レベルの人間工学をもとに、隅々に至る精巧さが魅力です。
「MC20チェロ」は、MC20をベースにした、マセラティ唯一無二のオープンスポーツカーです。無駄のない、見事な造形美の流麗なボディフォルムは、考え抜かれた空気力学のもと設計されました。
MC20チェロの特徴は、大きく羽ばたくように美しく開くドアです。わずか12秒で素早く開閉する、リトラクタブルトップのデザインコンセプトには「ウィンドトンネル構造」を採用しています。
瞬時に曇りガラスからクリアに変更可能なPDLCガラスを使用しているため、開放的な空間を体感できる内装です。最先端テクノロジーとイタリアン美学が融合した高級車に仕上げられています。
マセラティは、新しいファミリーとして2022年に初のコンパクトSUV「グレカーレ」を発表しました。地中海に吹く激しい北東風を意味する車名を持つグレカーレは、大胆かつ未来的なイメージを表現した車です。
熟練した職人技が光るディテールの内装には、天然皮革・カーボンファイバー・木材という素材を使用しています。SUVのハイパフォーマンスに加え、快適でくつろげる機能的な空間を実現しました。生産台数は、世界で1,000台限定です。
2022年、マセラティのラインアップにグランツーリズモが帰ってきました。MC20と同じくV6ツインターボを搭載しています。ロングノーズとなったフォルムのエクステリアはより魅力を増しており、インテリアは大型のディスプレイが自然に配置され、モダンかつスポーティな印象です。
ボイス・ジェスチャーコントロールを装備するなど、先進的な機能が特徴です。グレードは、フィルゴーレ・トロフェオ・モデナの3つが展開されています。
マセラティの高級感あふれる内装には定評があります。国産車とは趣きが異なる点に魅了されている方が多い傾向です。
日本最大級のクルマSNSサイト「みんカラ」で、マセラティ車種に実際乗っているオーナーレビューをチェックしてみましょう。
みんカラには、美しいデザインに満足しているオーナーレビューが多く寄せられています。独特な存在感ゆえに注目度も抜群のようで、満足しているオーナーは多数です。
ギブリに乗っているオーナーは、満足している点として『外装、内装ともにお洒落で色気たっぷりです』や『内装は、イタリア車ならではの仕上がり』とコメントしています。日本車とは異なるイタリアン美学の外装・内装がポイントです。
マセラティの車種はスポーツカーベースのため、車内空間はさほど広くありません。近年人気が高い、広い居住空間を特徴とする車とは一線を画していることを念頭に置きましょう。
室内高が低めであることも、スポーツカーの特徴です。多人数でドライブすることを最大の目的としていないということも覚えておく必要があります。
みんカラの口コミにも『後部座席がちょっと窮屈』や『ボディ全長から想像するほど、後席の居住空間は広くありません』との声があるため注意しましょう。
現行モデルマセラティの新車価格は、グレードごとに価格差があります。ギブリは1,198万円~2,048万円・レヴァンテは1,318万円~2,349万円・クアトロポルテは1,515万円~2,569万円です。グレカーレの新車価格は、922万~1,520万円で、グランツーリズモは2,444万~2,998万円です。
MC20とMC20チェロは、2023年7月現在日本市場への公式サイトには記載されていません。
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