新型ディスカバリー・スポーツにアイスランドで試乗
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
幹線道路は、雪のなかにもかかわらず80~100km/h程度で流れていた。直線基調だが、ドライならばまったく速度を落とす必要がないぐらいの緩いカーブも多く、そこに雪が残っていることもあるので最初は慎重に走っていたが、路面状況がコロコロと変わっても頼もしいのでついペースは上がり気味になった。時には120km/h程度まで速度が高まったが、不安感がまったくない。とにかく、状況変化への対応能力が凄まじく高いのだ。
欧州車では高効率ガソリン・エンジンのスタンダードにもなってきているダウンサイジング直噴ターボだが、なかでもランドローバーのそれは活発な印象がある。なおかつ9速と多段なので力感は一際高い。イヴォークでの経験では、初期のモデルはまだ多段を使いこなしていない印象があったが、2015年モデルではスムーズで自然な感覚になった。ディスカバリー・スポーツも、悪路での扱いやすさとオンロードでの程よいスポーティ感のバランスが良く、完成度が高まっていることを実感。レンジローバーのV6やV8のような味わい深さはないかもしれないが、性能的には不満はない。
ランドローバーのなかではイヴォークと並んでリーズナブルな価格帯のディスカバリー・スポーツだが、期待通りのオフロード性能を持っているのは確か。様々な状況に幅広く対応する能力が高いので、普段使いでも快適で頼もしい相棒となってくれることだろう。SUVはセダンやハッチバックにかわる乗用車のメインストリームになりつつあるが、その中でも強い個性がありながら、身近な一台として、多くの人の選択肢になりうる存在だ。
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