レクサスISに新グレード ついにここまで来たか
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸
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しかもおすすめは断然IS250 Fスポーツ。このモデルこそ、日本が世界に胸を張って誇れるFRスポーツセダンだといえる。ちなみに350のFスポーツだとパワフルだが鼻が重めとなり、250Fスポーツの美味しさには及ばない部分がある。だから買うなら断然IS250 Fスポーツがおすすめだ。
それにしても、なぜここまでISは成長したのか? これは組織的な話だが、これまでは1人のレクサスマイスターと呼ばれる人物が全ての商品を見ていたが、つい先日からレクサスマイスターは3人となり全体を統括する人、走りを統括する人、見た目や質感を統括する人と分けられ、しかも走りを統括する人は実験部から、見た目や質感を統括する人はエンジニアから…といった具合で、実際にこれまで仕事を手がけていた人が職に就いた。こうして今までよりもさらに具体的にレクサスの味を作り、モデル間で共通性をも見いだしていく方向を改めて定めたのだ。またFスポーツの場合は、実際にIS-Fも含めて手がけているチームからノウハウを譲り受けた上で、Fの名を授かるにふさわしい走りを構築していくようになった。
レクサスは組織自体を進化/深化させており、今後もそのブランドを一層優れたものへと成長させようという気概に満ちている。そうした想いの幕開けにあるのが、このFスポーツといっても良いだろう。
これまでレクサスのレギュラーモデルには、僕はイマイチ味が足りないと感じていたのが正直なところだ。しかし今後はむしろ、どんな味わいが増しているのか? を試すのが楽しみになっている。Fスポーツのようなモデルの登場によって、どれだけレクサスならではの走りの楽しさ気持ちよさが味わえるのか? に期待したくなっているのだ。その先には、Fというスペシャルなモデルへの期待も脹らむ。
そう思うといま、レクサスは新たに生まれ変わり再びブランドを構築し始めたように思える。もし機会があるなら皆さんも是非ディーラーでIS250 Fスポーツを試乗してみてほしい。おそらく多くの人が僕と同じように「ここまで来たか…」と思い、思わず口元を緩めるはずだ。
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