ボルボ「S60」PHEV試乗。高めの価格をボルボの魅力で埋められるか?
2019/12/20 07:00 carview! 写真:篠原 晃一 23
2019/12/20 07:00 carview! 写真:篠原 晃一 23
ボルボ「S60」のPHEVモデルに編集が試乗しました。グレード名は「T6 ツインエンジン AWD インスクリプション」でPHEVモデルのグレードはこの1本のみ。ツインエンジンとは2.0L直列4気筒エンジンをフロントに、電動モーターをフロント(補助的)とリア(メイン)に搭載しているところからきています。
ボルボのラインアップでは国内で唯一のセダンとなるS60ですが、2016年のXC90から始まった新世代ボルボの最後のモデルがこのS60になるそうです。ボディサイズは全長4760×全幅1850×全高1435mmで旧モデルと比較して125mm長く、45mm低く、15mm幅狭く、95mmホイールベースが長くなっています。
エンジンは2.0L直列4気筒DOHCターボ&スーパーチャージャーで最高出力253ps、最大トルクは350Nm。リアに搭載されるモーターの最高出力は87ps、最大トルクは240Nmで、フロントモーターはスターターやバッテリー充電用を兼ねたもので最高出力46ps、最大トルクは160Nm。車体中央のセンタートンネル上に設置されるバッテリー容量は34Ahとなっています。
S60を目前にするとそのスタイルの良さに魅了されます。フロントオーバーハングを短くし、ホイールベースを長く取ってFR車のようなプロポーションを実現。リア周りでは、エッジの効いた存在感のある「C」型のコンビランプや、トランクにあるダックテールなどはクラシカルでいながらワゴンとは違う印象を作り上げていて、オーナーはあえてセダンを選んだという所有感を得られそうです。
インテリアはドイツプレミアムブランド系のカッチリデザインとは一線を画す落ち着いたやわらかい印象のもので、色使いなどおしゃれでセンス良くまとめられています。オーディオは13スピーカー&サブウーファーを備えた「ハーマン/カードン」のオーディオシステムを標準装備し、良質な音を提供してくれます。
次のページ>>全方向バランスが取れているが価格が…
メルセデス最強のPHEVクーペ爆誕!? AMG GT「Eパフォーマンス」は最大トルク1400Nmの衝撃
機能とメディア対応の見極めが鍵…メインユニット[カーオーディオ システムアップ AtoZ]
JR北海道の社長が8年ぶりに交替へ…JR東日本からの会長職招聘はなし
GWのスーパーGT第2戦はセーフティーカー先導フィニッシュとなる波乱のレース展開に! 富士ラウンドGT300クラスレースリポート
ゴーカート感覚で走りも楽しめる“軽EV”!──新型日産サクラ試乗記
【 N-VAN 】土屋圭市 が ホンダ N-VAN 6速マニュアルを 桜田莉奈 と 徹底解説!!
【 新型ノアに死角は無い? 】土屋圭市 が トヨタ 新型 ノア を 桜田莉奈 と徹底解説!!
フォーミュラ等では“超重要”な空力。ラリーカーに与える影響はいかほどか?|全日本ラリー第4戦
米トヨタ、全車ハイブリッドのミニバンに25周年記念車設定…『シエナ』2023年型
ランドローバーが8名乗り3列式シート仕様のディフェンダーを本年5月31日に発表すると予告
初代エルフなど様々なトラックが集結…第13回いすゞオーナー集会
日産 ジューク ハイブリッド、ラリー車に変身…栄光の ダットサン 240Z に敬意
三菱「eKクロス EV」発表。補助金込みの購入額は185万円~、東京都では軽ガソリン車並みの価格感に!
大人気のトヨタ「ハリアー」が新車で買えない!? では中古車なら買えるのかチェックしてみた
トヨタの本気が詰まった「GRヤリス」のグレードと装備を読み解く
全身最新化! ダイハツ「アトレー」のグレード選び。注目ポイントを解説!
トヨタ「アルファード」の中古車事情を調べてわかったこと
トヨタ「ヤリス」の新車と中古車どちらがお得なのか調べてみた
2000GTやGT-Rは当たり前。ベレットGTR、FTO、ミラTR-XX…アメリカで日本のカルトカーに脚光が!
【レビュー】新作「ミシュラン パイロット スポーツ5」試乗。スポーツタイヤの雄がイケメンに進化
売れまくりのコンパクトSUVトヨタ「ライズ」を中古で買うのはおトクなのか?