【新たな“R”が爆誕？】VW新型「ID.2 R」が406馬力で登場か。エントリーEVなのに“ゴルフR超え”の実力

フォルクスワーゲン ID.2all

ID.2 allは来年発売。ベース車は400万円前半

最近、ポロ風の擬装をまとったID.2の開発車両が目撃されたのに続き、今回はアルプス山脈で新たなプロトタイプが撮影されました。

白黒カモフラージュの下には「ID.2all」コンセプトのデザインが受け継がれており、特にフロントフェイスには注目すべき進化が見られます。ボンネットの高さや、伝統的な形状のヘッドライト、LEDデイタイムランニングライトの採用により、市販車としての完成度が一気に高まっています。

また、ワイドなエアインテーク、垂直型エアカーテンを持つフロントバンパー、より控えめなドア下部デザイン、大型サイドミラーなど、ディテールにも進化が見られます。

当初は2025年発売が予定されていたID.2ですが、現在では2026年に延期された模様。ベース価格は2万5000ユーロ（約430万円）未満を維持するとされています。

コンセプトカーはMEBエントリープラットフォームを採用し、最高出力226ps/166kW、航続距離は最大450kmを想定。ID.2は複数のパワートレイン構成が展開され、「R」はその頂点に位置付けられることになりそうです。

VW渾身の次世代エントリーEV正式デビューまで残り1年。個性あふれる内外装と新たなスポーツドライビング体験に、ファンの期待は高まります。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、フォルクスワーゲン）