アイサイトがRJCを受賞 ハイテク安全が10万円
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
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アイサイトは、スバルの開発した、ドライバーの油断やミスに起因する事故のリスクを大幅に減らしてくれる技術の総称だ。主な機能は、(1)プリクラッシュブレーキ、(2)AT誤発進抑制制御、(3)全車速追従機能付クルーズコントロール、(4)車線逸脱警報&ふらつき警報、(5)プリクラッシュブレーキアシストの5点から成る。
フロントウィンドウ上部に組み込んだ2個のカメラ(ステレオカメラ)が人間の目の役割を果たし、前方の状況を常に監視。カメラから送り込まれる数々の情報を画像処理システムが処理することで、クルマ、自転車、歩行者、車線などを認識し、危険を察知するとブレーキをかけたり警告音を鳴らすなどしてくれる。キモとなるのは3D画像処理システムで、ソフトウェアには膨大なノウハウが詰まっているという。「他社にはなかなか真似のできないもの」と、技術陣が胸を張るように、99年の3代目レガシィに設定した「ランカスターADA」以来、10年以上にわたって蓄積してきた研究の成果がギッシリ詰まっている。
特筆したいのは、ステレオカメラのみで前方状況の把握をしている点だ。これまでも同種のシステムはあったが、前方の障害物認識に高価なミリ波レーダーやレーザーレーダー、あるいはそれらとカメラを併用していたため、価格が高くなりがちだった。たとえばレクサスLS460のプリクラッシュセーフティーシステムは、歩行者検知機能をもたないシンプルなものなら14万7000円だが、歩行者検知機能の付いた1ランク上のタイプを選ぶと、セットオプションで79万8000円(レーンキーピングアシストや後方プリクラッシュセーフティー機能を含む)まで跳ね上がる。
それに対し、アイサイトの価格は実質10万円。たった10万円で歩行者保護機能が手に入るのだから、まさに画期的な技術と言っていいだろう。
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