アイサイトがRJCを受賞 ハイテク安全が10万円
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
発売から1年半が経った現行モデルはボディサイズが大きくなり後席の広さが飛躍的に向上。外観上の特徴だったブラックアウトしたDピラーがボディ同色になるなど、これまでのレガシィとはちょっと異なるテイストに仕上がっている。しかし、乗ってみるとそこには紛れもないレガシィワールドが存在していることに気付く。安心感あふれる直進安定性、コーナリング時のしっかり感、味わい深いフラット4エンジンの息吹、リアルな手応えを伝えてくるステアリング…どれもがレガシィらしさをはっきりと伝えてくる。そこで表現されている世界観をひとことで表現するなら「安心感に裏打ちされた楽しさ」となるだろう。
そんなレガシィワールドをさらに深化させるのがアイサイトだが、なかでも最大のセールスポイントになるのが、追突を防止、あるいは軽減するプリクラッシュブレーキだ。まずは車間距離警報でドライバーに注意を促し、それでもブレーキ操作がない場合は自動的にブレーキングを開始。障害物との速度差が30km/h以下なら衝突を防ぎ、30km/h以上では衝突被害を軽減してくれる。実際に試してみたが、障害物の数十cm手前で見事に停止してみせた。脇見や居眠り運転による事故防止に絶大な効果を発揮すること請け合いだ。クルマだけでなく歩行者や自転車が検知対象になっているのも心強い。
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