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トヨタ シエンタは家族や趣味を大切にする人の実用的な国民車となるだろう

走りは全体的に極めて普通

主電源をONにして走り出すと、最初の数メートルはモーターのみで「むい~~ん」と走る。が、割とすぐにエンジンが始動し、モーター+エンジンという文字通りのハイブリッド状態でスルスルと走行する。

ここで勢い余ってグワッと強くアクセルペダルを踏んでも、1.5Lの大衆的なエンジンが「ぶおーっ!」と大衆的な音で吠えるだけ(吠えるが、特に前に進む感じはない)。それゆえこの車に乗る際は、常にじんわりとペダルを踏んでやるのが幸せへの道筋となる。そうすれば、特に快感があるわけではないが、かといって何か不満を感じるわけでもないごく普通の加速および巡航が、ドライバーにもたらされるのだ。

直線路というのはそうそう長く続かないもので、街中であろうが高速道路であろうが、走っていればいつかはカーブを曲がるときがやってくる。その際のシエンタG Cueroハイブリッドの挙動というか感触も、上記とほぼ同じである。つまり「特に快感があるわけではないが、かといって何か不満を感じるわけでもないごく普通で安心なコーナリング感」が、そこに現れるのだ。

もしもどこかに飛び抜けてイマイチな点か、もしくは逆に大層素晴らしい点があれば、運転中のドライバーの神経やマインドはそこを意識する。だがシエンタG Cueroハイブリッドの走りは全体的にきわめて普通というか、「ミニバンであることを考えれば普通よりちょっといいかな?」ぐらいの感触である。そのためドライバーの精神は、良くも悪くも「無の境地」へと到達してしまう。

これについては「変な主張がなくて逆にいいじゃない!」ととらえることもできるだろうし、「無味無臭でつまらん」とすることもできる。このあたりは良し悪しではなく「好みの問題」であり、「で、あなたはどう思いますか?」という話でしかない。

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