世界を驚かせた“オラオラ顔”が少しマイルドに。BMWの新世代BEV「iX」は改良でどうなった?
掲載 carview! 文:Kimura Office 23
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一方、3機種の各モデルはそれぞれがパワーアップ、名称も変更されている。
(旧)xドライブ40|326ps →(新)xドライブ45|408ps、0-100km/h=6.1秒
(旧)xドライブ50|523ps →(新)xドライブ60|544ps、0-100km/h=4.6秒
(旧)M60|619ps →(新)M70|659ps、0-100km/h=3.8秒
最高速度は45/60が200km/h、M70 は250km/hでそれぞれリミッター制御されている。
バッテリーの容量とその航続距離は45が94.8kWhと374マイル(598km)、60が109.10kWhと426マイル(682km)、そしてM70はなんと容量が108.9kWhと減っており航続距離も366マイル(585km)となっている。
バルセロナの郊外で一般道路とハイウェイでもっとも長く試乗したのはMパッケージを装備したxドライブ60で、ステアリングホイールは変形8角形ではなくグリップ感のしっかりした真円で、身体を支える形状のスポーツシートと共にドライブの高揚感を演出してくれる。
車重2.5トンに対して765Nmのトルクは十分で、加速は相変わらず俊敏。高速道路では僅かにドライブペダルを踏んだだけですぐさま120km/hプラスの巡航速度に達する。
もちろん走りの質感、すなわち路面からの音と振動はフィルターを通したようにスッキリと遮断され、ロールとピッチングはまるで穏やかな水面を走る船のように最小限に留められている。
一方、ハイエンドスポーツモデルとなるM70のパフォーマンスは圧巻で、通常の公道ドライブでは自制心を抑えるのが大変だった。
このフェイスリフトされたニューiXシリーズは、通常であればメルセデス・ベンツ「EQE SUV」やアウディ「Q6 eトロン」などのライバルが考えられるが、現在のBEV販売状況を見ると実は同じ屋根の下のICE搭載のSUVが最も手ごわいのではないかと思った。
>>iXとライバルのEQE、Q6 eトロンをフォトギャラリーで見る
日本での価格や発売時期については現時点ではまだ発表されていない。
(終わり)
(写真:BMW)
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