新型Aクラスの完成度に世界中のメーカーが注目している
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
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ドライバー支援システムも、最新の「Sクラス」と同等の内容で、特定の状況では半自動運転も可能だ。ステレオカメラとレーダーセンサーを組み合わせ、最大500m先までの道路状況を検知し、アクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニック with アクティブステアリング・アシストは、0~210km/hで先行車両を追従。60~200km/hでブレーキ制御により車線を維持するアクティブ・レーンキーピング・アシストや、80~180km/hで自動的に車線変更するアクティブ・レーンチェンジ・アシストも用意される。さらに、アクティブ・ブラインド・スポット・アシストは、12~200km/hで死角から近づく車両や自転車などを検知すると警告を発するほか、停車後も3分間は死角をチェックし続け、乗降時の安全を確保する優れものだ。
パワートレインも進化し、高性能と低燃費、低エミッションを実現している。発売時に用意されるエンジンは、最高出力120kW(163PS)、最大トルク250Nmの1.4L直4ガソリン・ターボ(A200)と、165kW(224PS)と350Nmを発揮する2.0L直4ガソリン・ターボ(A250)、そして85kW(116PS)と260Nmという性能を実現した1.5L直4ディーゼル・ターボの3種類。1.4L直4ガソリン・ターボは、気筒休止システムの“シリンダー・デアクティベーション”を搭載し、2種類のガソリン・エンジンは、どちらもパティキュレート・フィルターが標準装備となる。また、ディーゼルにはSCR触媒システムが備わり、23.8Lのアドブルー・タンクを積む。トランスミッションは6速MTと7速DCTが用意される。いずれはマイルド・ハイブリッドやバッテリーEVなども追加される見通しだ。
もはや文句の付けようがないほど、何から何まで進化したニューAクラスは、コンパクトカーのベンチマークとして、ユーザーのみならず世界中の自動車メーカーからも大きく注目されることは確実である。なお、ヨーロッパでは3月に価格が発表され、5月にデリバリー開始となる予定で、日本市場には2018年末から2019年春頃に上陸する見通しとなっている。今から試乗がとても楽しみだ。
※日本での発売時期や仕様等への記述は取材記者が海外試乗会で独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。
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