【大事な選択】今の若者におすすめしたい「人生の最初に買えばきっとクルマの魅力に気がつく」3台
掲載 carview! 文:伊達軍曹 30
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新車価格:165.44万~200.2万円(ジムニー)/196.24万~218.35万円(シエラ)
中古車価格:総額150万~370万円(ジムニー)/190万~470万円(シエラ)
操縦の楽しさを体感でき、移動の自由がもたらす素晴らしさも体感できる車としてヤリス ハイブリッドを挙げた。そして造形美を堪能できる車としては、N-ONEを推した。
しかし冷静に考えてみれば、スズキ「ジムニー」または「ジムニー シエラ」を選べば、それら3つの要素を一気に獲得できるのかもしれない。
ご承知のとおりジムニーは「はたらく車」でもある本格軽オフローダーとして誕生した軽自動車(660cc)で、ジムニー シエラはその登録車版(1500cc)だ。
「操縦の楽しさを体感できる車」としては(舗装路では)少々弱いかもしれないが、「移動の自由がもたらす素晴らしさを味わうための車」としては世界最強レベルである。ジムニーまたはジムニー シエラさえあれば、誇張なしに、どんなところへだって走っていける。
だが2018年に登場した現行型は、はたらく車としての強靭性や整備性の良さなどを極限まで追求した結果、期せずして「プロの道具っぽいおしゃれな車」にもなってしまった。つまり「造形美を堪能できる車」になってしまったのだ。
そんなジムニーまたはジムニー シエラを最初の車として購入した若人は、走る楽しさと移動の喜び、そして造形を愛でる心も同時に理解できる「自動車界のスーパーエリート」に育っていく可能性がきわめて高い。
新車を買うとなるとけっこうな納期が必要となるジムニーおよびジムニー シエラだが、たくさん流通している中古車であればほぼ即納であり、派手にカスタマイズされている物件でなければ、価格も総額100万円台からイケる。
(終わり)
(写真:トヨタ、スズキ、ホンダ)
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