アウディ Q8はスタイリッシュで完成度が高いが積極的に選びたくなる決め手に欠ける
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:編集部
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駐車場を抜け出して首都高からアクアラインを経由し千葉方面へ向かう。このクルマには3リッターV6ターボエンジンが搭載されている。最高出力340ps/5200-6400rpm、最大トルク500Nm/1370-4500rpmを発する。トランスミッションは8速AT。駆動はもちろんクワトロ、すなわち4WDだ。このエンジンはサルーンの「A8」で経験しているが、その時に感じたような力強さがQ8からは感じられない。車両重量が2210kgとヘビー級であることも影響しているだろう。
近頃の過給器付きエンジンは重量をものともしない加速力を見せつけてくることが多いのだが、Q8の加速はおとなしい。不満というほどではないが、(私の)期待ほどではなかった。華々しいルックスに接し、期待値を上げすぎたかもしれない。
もちろん不十分というわけではないし、皆が皆刺激的な加速力を求めているわけではないのだろうが、このカテゴリーのお客さんは経済性をさほど求めない代わりに刺激を求める傾向にあるので、1000万円級のライバルが設定する6気筒ディーゼルターボや8気筒ガソリンターボあたりも欲しいところ。すでに最高出力435ps、最大トルク900Nmの4リッターV8ツインターボディーゼルエンジンを積むSQ8 TDIが発表されているが、日本導入が待ち遠しい。
その代わりといってはなんだが、Q8は洗練されたエネルギーマネジメントシステムを採用する。48Vの高電圧システムとリチウムイオン・バッテリーを活用したマイルドハイブリッドシステムを備え、最大12kWの減速エネルギーを回生するほか、22km/h以下でエンジンがストップする。
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