レクサスIS試乗。日本の高級車は変わるか?
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
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今回はたっぷりと試乗の時間があったため、様々なグレードの乗り比べができた。まずはトップグレードの「350Fスポーツ」から報告していこう。レクサス初の表皮一体発泡工法を用いたFスポーツ専用シートは、見た目以上に身体にフィットする。座った瞬間、身体に沿って表皮がしなやかにたわみ、その後、コシのあるクッションが支える。サイドサポートや腰椎のサポート、シートとシート取り付け部の剛性も高い。快適性とスポーツ製を高い次元で両立した優秀なシートだ。
LFAにインスパイアされた可動式メーターリングもFスポーツだけに与えられた装備だ。運転に集中したいときはメーターのみ、一般走行時は様々な情報を表示するなど、機能面でも説得力があるが、それ以上にボタンひとつでメーターがスライドする“演出”が楽しい。個人的にはこのメーターだけでもFスポーツを手に入れる理由になるとすら感じた。
が、むろん、Fスポーツの神髄は走りにある。Fスポーツというネーミングとはうらはらに、足回りのタッチはしなやかだ。低速域からすでに、サスペンションが「路面凹凸の吸収」と「タイヤ接地性の確保」という二つの仕事をしっかりとこなしていることがリアルに伝わってくる。とくにNAVI・AI-AVSを標準モードにセットしているときの乗り心地は、NAVI・AI-AVSのないヴァージョンLよりしなやかだ。セッティングとしてはソフトな順にFスポーツの標準モード、バージョンL、Fスポーツのスポーツモードとなる。とはいえ、単に「緩めた」というソフトさではなく、コーナーでの姿勢変化はキッチリ抑え込んでいるし、うねりのある路面でも煽られたりはしない。マッチョではないけれど鍛えあげた体幹をもつアスリートのようなフットワーク・・・といえばわかっていただけるだろうか?
実際、オプションの18インチを履く250バージョンLのほうが、タイヤの硬さを感じさせられるシーンが多かった。
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