アウディR8スパイダーとQ2で現代版『私をスキーに連れてって』を実践!?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
一方、主に帰りに乗ったのはR8スパイダーでコチラはまさに走りに特化したスペシャルモデルだ。Q2に比べ、ビジネスホテルとリゾートホテルくらいの違いがあり、安心感と楽しさの高バランスはまさに別次元。つい2年前、2016年にフルモデルチェンジ(日本には2017年導入)した超モダンなスーパーカーで、骨格は新世代のアルミスペースフレームとCFRP、カーボン強化プラスティックとの複合素材。骨組みだけなら約200kgと軽量で、全長4.4m台の本格的スーパーカーでありながら車重は1.7トン台に収まる。
エンジンはいまどき潔い電動モーターなしの5.2リッターV10 DOHCノンターボ。最高回転数は8000rpmを超え、乗ったとたんに感じるのがキレ味の鋭さとそれとはウラハラの恐さの無さだ。ちなみに今回タイヤはピレリ・ウィンターソットゼロ3を履いていた。
ステアリングフィールは地面をナイフで切り裂くように鋭く、これはQ2にはまったくないソリッド感。いわば競技用のカービングスキーでゲレンデを滑っているようだ。
一方、ここからがいまどきスーパーカーの不思議で、足回りは硬いが乗り心地はQ2より確実に良い。細かい振動を吸収し、まさに良質なマテリアルの乗りものを操っている感覚で満たされる。
しかも意外だったのが、このシャープさや乗り心地の良さが雪道でぼやけるどころか、よりクリアに感じられた。常にジャリや氷混じりでゴツゴツの路面でも、やっぱりR8は走りがいいのだ。素材の良さがここまで路面を選ばないとは思わなかった。
またこの手のスポーツカーにありがちなリアの不安定さともR8は無縁。自慢のクワトロシステムは、ミッドシップスポーツならではのノーズの軽さを実現させつつ、リアタイヤが容易にドリフトアウトすることもない。これが滑りやすい雪道でもそうなのだから凄い。ミッドシップカーならではのタイトロープ感覚を、雪道でも安全に味わえるのだ。
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