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新型911ターボSほか、ポルシェ3台一気乗り

最もユニークなカイエンはSハイブリッド

そして最後に乗ったのが、カイエンSハイブリッドだった。「ポルシェがSUVを!」とスポーツカー好きを落胆させながら初代がデビューしたのは2002年のこと。今やカイエンは、ポルシェにとってもその顧客にとっても、なくてはならぬ存在になっている。

その2代目となる現行カイエンには、3.6リッターV6の素のカイエンから、4.8リッターV8ツインターボのターボSまで、6モデルで日本でもラインナップされているが、そのなかで最もユニークな存在といえるのが、カイエンSハイブリッドではないだろうか。

これは、3.0リッターV6スーパーチャージドエンジンと8段ティプトロニックS型ATとのあいだに、電気モーターを備えるエレクトリックシステムを組み込んだパラレル方式を採用したハイブリッドモデルで、エンジンは333psのパワーと440Nmのトルクを発生、それを47psのモーターでアシストし、トータルで380psと580Nmを生み出すとされる。

対する車重は2130kgで、0-100km/h加速6.5秒、最高速242km/hという、ポルシェとしては大人しめではあるものの、絶対的には充分以上の動力性能を発揮する。それに対して燃費は、ヨーロッパ仕様のデータを見てみると、3.6リッターV6の素のカイエンに比べて市街地で50%ほど、トータルで20%ほど向上する、とされているようだ。

実際にドライビングしてもそのとおりの印象で、平坦路での加速はもちろんのこと、ターンパイクの上りも、決して鮮烈ではないが、充分以上のペースで駆け上がっていく。

シャシーの手応えはSUVのイメージよりもソフトで、乗り心地はゴツゴツした感触のない快適なものだし、操舵力の軽いステアリングを操ってのハンドリングも、それなりにロールするものの、実際の車重から想像するよりも軽快な印象をうける。

そんなふうに、それなりにまとまりのよさを感じたカイエンSハイブリッドだが、これよりぐっとコンパクトなマカンがどんなドライビング感覚を持っているのか、それが気になった筆者であった。これもプライスは1000万円オーバー、1130万円とされている。

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