VW ポロ、フェイスリフト版がワールドプレミア
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office
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初代ポロがデビューしたのは、今から39年前の1975年である。当時は助手席側ドアミラーがオプションだったなど、現在とは大きく異なるモデルだったものの、コンパクト・セグメントにおける優れたFF車として人気を博した。そして1981年に登場した2世代目は、その広々としたキャビンで「ラウムヴンダー(Raumwunder、“夢の室内空間”という意味)」と呼ばれた。
1994年の3世代目は、コンパクト・セグメントで初めてエアバッグを採用。2001年に発売された4世代目には、ESPが全車標準装備となったほか、VW初のブルーモーションも設定されている。そして2009年に登場した現行の5世代目では、クラスを超えた快適性と品質、そしてタイムレスなデザインを実現し、TSIエンジンやDSGといった最新技術も盛り込まれている。
現在では世界6カ所の工場で生産され、コンパクトカーのベンチマークとして高く評価されている現行ポロだが、発売から間もなく5年が経つのを前にフェイスリフトが実施され、1月28日、VW本社のあるヴォルフスブルクでワールドプレミアとなった。新しいポロの注目ポイントは、従来モデル以上の快適性を実現するとともに、これまで上のクラスに採用されていた先進安全装備の数々が盛り込まれた点だ。
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