VW ポロ、フェイスリフト版がワールドプレミア

VW ポロ、フェイスリフト版がワールドプレミア

■驚異的なエコ性能を手に入れた [3/5]

パワーユニットも完全に新しくなった。ガソリンエンジンは、44kW（60ps）および55kW（75ps）の2種類の1.0リッター3気筒MPIエンジンと、66KW（90ps）および81kW（110ps）を発揮する2種類の1.2リッター直4TSIエンジンの、合計4種類が用意される。ディーゼルは全て1.4リッター3気筒TDIユニットで、スペックは55kW（75ps）、66kW（90ps）、77kW（105ps）の3種類となっている。

トランスミッションは5速MTまたは6速MTの他にDSGも用意され、90psの1.4TDIにDSGを組み合わせたモデルは100kmあたり3.4リッター（29.4km/リッター）の燃費性能と、CO2排出量89g/kmを実現。従来比で21％もの効率化を果たした。また、75psの1.4TDIを搭載する新しいポロTDIブルーモーションも、わずか3.2リッター/100km（31.2km/リッター）とCO2排出量82g/kmという、驚異的なエコ性能を手に入れている。

さらに今年の後半には、初の1.0リッター3気筒ターボである66kW（90ps）の1.0リッターTSIエンジンを搭載した「ポロ 1.0 TSIブルーモーション」が追加設定される。このモデルは100kmあたり4.1リッター（24.3km/リッター）という優れた燃費性能と、わずか94g/kmの低CO2排出量を達成する。この数字は、同じ90psのエンジンを搭載した従来のポロ・ブルーモーションの4.9リッター/100km（20.4km/リッター）と113g/kmを大きく凌駕する。

このほか、2014年中には、クロスポロやポロ・ブルーGT、ポロRライン、ポロGTIが追加される予定だ。